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5700XとRX 9060 XTの性能をベンチマーク おすすめゲーミングPCも紹介

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5700XとRX 9060 XTの性能をベンチマーク

AMD Radeon RX 9060 XT(16GB)を自腹で購入し、Ryzen 7 5700Xと組み合わせた自作PCでベンチマークを取りました。

この記事を読めば、5700XとRX 9060 XTのPC性能がわかり、コスパに優れたグラボやゲーミングPCの購入がスムーズに行えます。

記事の最後に、RX 9060 XT搭載PCやグラボの検索リンクがあります。購入の際はそちらも活用してください。

ナオ

5700XとRX 9060 XTでどれぐらいゲームが快適かわかります。PC購入の参考にしてください!

\ゲームが快適なミドルクラス!/

RX 9060 XTのショップリンク

※各ショップボタンを押すと、RX 9060 XTが検索された状態で表示されます

目次
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Radeon RX 9060 XTの仕様

RX9060XT パッケージ
当記事で使用するASRock RX 9060 XT Challenger
RX 9060 XT(OC)
GPUコアRDNA 4
コア数2048
ブースト
クロック
3.29 GHz
ベース
クロック
2.70 GHz
VRAM8GB/16GB
GDDR6
メモリ
スピード
20Gbps
メモリバス幅128-bit
メモリ帯域幅 320 GB/s
キャッシュ32MB
フレーム生成FSR FG
NVENC1基
バスPCIe5.0 x16
ポートHDMI 2.1b x1
DP 2.1a x2
最大消費電力160W
システム
電源容量
550W
補助電源
コネクタ
8-pin X1
発売日2025年6月6日

DP:DisplayPort

RX 9060 XTのGPUコアは新たに開発されたRDNA 4を採用。

AMDの発表によると、前世代のRDNA 3と比較して最大 40% のゲーミング性能が向上しているとのこと。

また、RDNA 4に最適化された超解像技術、FidelityFX Super Resolution 4(FSR 4)が使えるのも大きなポイント。FSR 3より大幅に画質が改善されました。

さらに、CPUがGPUのメモリに直接アクセスできるAMD独自技術「Smart Access Memory(SAM)」によって、ゲーム性能を向上させています。

ナオ

RX 9060 XTからFSR 4が使えます。画質が大幅に向上しているので、使ってみる価値があります。

進化したFSR 4の画質

アップスケーリングのFSR 3がFSR 4(FidelityFX Super Resolution)にバージョンアップしました。

FSR 4はRX 9000シリーズが必要ですが、RX 9060 XTなら使えます。

FSRとは

AMDの最新アップスケーリング技術。より自然な映像表現と、アップスケール時のクオリティ向上が期待できます。DLSSに近い高画質とフレーム生成を両立できるようになり、対応ゲームでは視覚品質とパフォーマンスの両立が可能です。

FSR 3とFSR 4の画質比較

FSR 3とFSR 4の画質比較は以下のような感じ。

FSR 3は手前のダミーや、一番奥にある土嚢、天井の電気がボケています。

※画像クリックで拡大できます

CodでFSR 3
FSR 3

FSR 4は全体的にシャープになり、土嚢の形状がわかります。また、天井の電気も綺麗な形になっています。

CodでFSR 4
FSR 4

FSR 4は全体的にボケが無くなり、奥までくっきり見えており、非常に滑らかな映像になっていることがわかります。

ナオ

FSR 4の方が、圧倒的に上位の画質になっていますね!

FSR 4を使うための設定

FSR 4を使うためには、以下の条件を満たしている必要があります。

  • ゲーム側がFSR 4もしくはFSR 3.1に対応している
  • GPUがRX 9000シリーズである
  • AMD Software: Adrenalin Edition 25.3.1 以上を使っていること

また、AMD SoftwareでFSR 4をオンにしておく必要があるため、事前の設定が必要です。

ゲーム→グラフィックス→FidelityFX スーパー解像度4をオンにする。

AMD Softwareの設定

AMD Softwareの設定ができたら、ゲームを起動し、ゲーム内のFSRの設定をオンにします。

FSR 4 Codの設定
Codの設定画面

正常にFSR 4が稼働すると、AMD SoftwareのFidelityFX スーパー解像度4の下にアクティブとステータスが表示されます。

AMD Software FSR 4が動いている状態
ナオ

ゲーム設定だけでなく、AMD Softwareの設定が必要なので注意が必要ですね。

RX 9060 XTはどんな特徴のあるGPU?

RX 9060 XTは、ミドルレンジ向けの最新Radeonグラフィックスカードです。

主にFHD環境で高いパフォーマンスを発揮し、人気ゲームを高画質で快適にプレイしたい人に向いています。

一方で、AI処理や高負荷なレイトレーシング表現にはやや弱く、使い方によって向き不向きがあります。

特徴
  • FHD(1920×1080)ゲーミングに最適
    多くのタイトルで高フレームレートを実現。eスポーツ系でも強さを発揮します。
  • 中〜高設定のグラフィックで快適にプレイ可能
    重めのゲームでも「高設定」で安定した描画が可能。VRAMが16GBあるため、余裕もあります。
  • レイトレーシングやウルトラ設定ではRTXに劣ることが多い
    RTコアを持つNVIDIAと比べると、最高画質でのリアルタイム描写ではやや分が悪いです。
  • 動画編集や簡単なクリエイティブ作業も快適
    Davinci ResolveやPremiere Proなどで、一般的な動画編集用途には十分な性能があります。
  • AI画像生成は処理速度が遅く、非推奨
    Stable DiffusionのようなAIモデルを動かすには向いていません。Tensor CoreがあるNVIDIAの方が大幅に高速です。
  • FSR Frame Generation(フレーム生成)に対応
    FSR FG対応ゲームでは、追加のフレームを生成することでフレームレートが大幅に向上します。DLSS FGに対抗するAMDの技術です。
  • FSR 4に対応
    AMDの最新アップスケーリング技術「FSR 4」に対応。より自然な映像表現と、アップスケール時のクオリティ向上が期待できます。DLSSに近い高画質とフレーム生成を両立できるようになり、対応ゲームでは視覚品質とパフォーマンスの両立が可能です。

RX 9060 XTはこんな人におすすめ

RX 9060 XTは、性能と価格のバランスがとれたグラフィックスカードです。

以下のような方には特におすすめできます。

  • FHD環境でゲームを快適に楽しみたい人
    高フレームレートを出しやすく、Apexやフォートナイトなどでも安定した動作が期待できます。
  • 「ウルトラ設定」にはこだわらず、コスパを重視したい人
    中~高設定でも十分きれいな画質で遊べるため、過剰な性能よりも価格重視の人にぴったりです。
  • 動画編集や配信など、ゲーム以外にもPCを使いたい人
    Radeonは動画再生支援やエンコード性能も高めで、軽めの編集作業なら十分こなせます。ただし、AI画像生成には向いていないため、注意が必要です。
  • コスパの高いゲーム用PCが欲しい人
    RadeonはNVIDIAのグラボに比べ、価格が安いです。だからと言ってゲーム性能が低いことはなく、コスパに優れたゲーム用PCを作ることができます。
ナオ

RX 9060 XTは、コスパ重視で快適にゲームを楽しみたい人にぴったりの1枚です。少しでも気になるなら、在庫や価格が変動する前にチェックしておくのがおすすめ。自作が不安な方は、BTOパソコンのセットモデルもありますよ。

\コスパ優先のPCを掲載しました!/

RX 9060 XTはこんな人には向かない

どんなにバランスの良いGPUでも、すべての用途に合うわけではありません。

以下のようなニーズがある場合は、他のGPUを検討したほうが満足度が高くなります。

  • リアルなレイトレーシング表現をフルで楽しみたい人
    RTコアを搭載するNVIDIAのRTXシリーズと比べて、RX 9060 XTのレイトレーシング性能は控えめです。サイバーパンク2077やモンハンワイルズなどの重いタイトルでは、画質を落とさないとフレームレートが下がる場合があります。
  • AI画像生成(Stable Diffusionなど)を本格的に使いたい人
    RadeonはAI処理に特化したTensor Coreのようなユニットを持たないため、画像生成の速度が非常に遅くなります。AI用途にはCUDA環境が整っているNVIDIA GPUの方が圧倒的に有利です。
  • 4Kやウルトラ設定でのゲーミングを求めている人
    RX 9060 XTはF4Kやウルトラ設定でのゲーミングを求めている人RX 9060 XTはF
    HD〜WQHDで最適化されたGPUです。最新のAAAタイトルを4K・最高設定でプレイしたい場合は、上位のGPU(例:RX 7900 XTやRTX 4070以上)を検討する必要があります。
  • DLSSを使いたい人
    RadeonはDLSSに対応していません。DLSSを活用したい方には、RTXシリーズが必須となります。
ナオ

レイトレやStable Diffusionを使いたい人は、RTX系のグラボを選んだ方が良いですね。

ベンチマークで使うRX 9060 XT

今回使用するグラボは、ASRock Challenger RX 9060XT 16G 。2連ファン搭載の標準モデルです。

RX 9060 XTトップ画像

厚さは41mmで、2スロットサイズになっています。

RX 9060 XT 横から

ライティングはロゴの下にある1本のラインのみ。シンプルですが、一応光ります。

RX 9060 XT ライティング

出力はHDMI(2.1b)が1つとDisplayPort(2.1a)が2つ。マルチディスプレイ対応です。

RX 9060 XT モニター出力

バックプレートはメカメカしいスタイリッシュな見た目。メタル製で曲がりを防ぎます。

RX 9060 XT バックプレート

電源コネクタは8ピンPCIe1つ。

RX 9060 XT 電源コネクタ

本体重量について、仕様では645gと書いてありましたが実測では約670gでした。最近のグラボは重たくなってきているので、GPUサポートを付けた方が安心です。

RX 9060 XT 重量
ナオ

マザーボードの端子への負担軽減に、GPUサポートを付けておきましょう。

RX 9060 XTの価格情報

RX 9060 XT (16GB)の実売価格をまとめると、このようになりました。

RX 9060 XTRTX 5060 Ti
最安値61,800円75,800円
平均価格67,026円91,216円
※2025年6月15日現在 価格.com情報

最安値で比較すると、RX 9060 XTがRTX 5060 Tiより約1.4万円安いです。

平均価格では約2.4万円の差が開きます。

RX 9060 XTとRTX 5060 Tiのどちらを購入するか迷っている方は、以下の表を参考にしてください。

用途・重視ポイントRX 9060 XTRTX 5060 Ti
FHDで高fpsを出したい○得意○得意
レイトレーシングを使いたい△性能控えめ○RTコア搭載で高品質描画に対応
DLSS(AI超解像)を使いたい×非対応(FSRは利用可)○NVIDIA専用機能で対応タイトルも多い
AI画像生成・機械学習をしたい×非対応または極端に遅い○Tensor CoreとCUDAで高速処理が可能
コストパフォーマンスを重視したい○平均約6.7万円で安い×平均約9.1万円と高め
動画編集や軽めのクリエイティブ作業○VRAM 16GBで安定
※RTX 5060 Tiより若干劣る
○VRAM 16GBで問題なし
WQHD〜4Kゲーミングに挑戦したい△できなくはないが重い△できなくはないが重い
用途別|RX 9060 XTとRTX 5060 Tiの比較表
  • RX 9060 XTは「価格重視で快適に遊びたい人」におすすめ
    → Apexやフォートナイトなど、eスポーツ系ゲームとの相性が抜群です。
  • RTX 5060 Tiは「機能重視・NVIDIA技術を活用したい人」におすすめ
    → DLSSやレイトレーシング、Stable Diffusionなどを使いたい方に最適です。
ナオ

ゲームメインやコスト重視ならRX 9060 XT。クリエイティブ性能も求めるならRTX 5060 Tiと考えると良いでしょう。

RX 9060 XTのショップリンク

※各ショップボタンを押すと、RX 9060 XTが検索された状態で表示されます

3DMarkでRX 9060 XTの性能をチェック

3DMarkのロゴ

ベンチマークの定番「3DMARK」で基本性能をチェックしました。

参考として、RTX 5060 Tiの結果も並べています。

RX 9060 XT
16GB版
RTX 5060 Ti
16GB版
テスト内容
Speed Way28924119DX12のテスト
Port Royal958210318リアルタイム
レイトレーシング
SteelNomad37153620高性能PC用
検証スコア
Time Spy1543315301FHD
DX12
Time Spy
Extreme
708670384K
DX12
Fire Strike3391836732FHD
DX11
Fire Strike
Extreme
1789019845WQHD
DX11
Fire Strike
Ultra
961298184K
DX11
総合
スコア
100128106791

RX 9060 XTとRTX 5060 Tiの総合スコアを比べると、RX 9060 XTの方が約6.2%性能が低い結果でした。

特にDX12の性能テストのSpeed Wayでは、RX 9060 XTがRTX 5060 Tiに比べて約30%性能が低く、スコアはおよそ7割程度にとどまっています。

リアルタイムレイトレーシング性能を計測するPort Royalでは、RX 9060 XTはRTX 5060 Tiより約7.1%低いスコアとなりました。

ただし、SteelNomad(PC性能検証)や、Time Spy(DX12のラスタライズ性能検証)ではRTX 5060 Tiをわずかに上回るスコアを出しています。

このことから、RX 9060 XTはゲームの描画処理を得意としたGPUであることがわかります。

ナオ

RX 9060 XTの基本性能はRTX 5060 Tiに負けますが、ゲームの描画性能は高いGPUです。

RX 9060 XTのゲーム性能をベンチマーク

検証には自作PCを使いました。グレードは一般的なBTOにも採用されるパーツで、極端に価格や性能が高いパーツは使っていません。

メモリCORSAIR DDR4 32GB(16GB×2)
CPUクーラーDeepcool AK400
マザーボードASRock B550M Pro RS
電源750W
PCケースThermaltake S100 TG Snow Edition

グラフィック設定は低設定やウルトラ設定など、ゲームによって軽い調整と重たい調整でベンチマークを取りました。

【軽量】エーペックスレジェンズ

FPSゲームの中では処理負荷が低めのApex。公平なベンチマークを取るために、訓練場で、走る・撃つ・テルミット使用・ウルト使用を一連動作として計測しました。

Apexのフレームレート計測

Apex

FHDWQHD4K
RX 9060 XT
低設定
283 fps
(126)
256 fps
(75)
145 fps
(34)
RX 9060 XT
高設定
235 fps
(92)
169 fps
(59)
97 fps
(29)
※()内は1% LOWの値

FHD 低設定で平均283fps。WQHDでも平均256fpsでプレイ可能です。

テルミットやスモークが画面を覆ったとき一瞬126fpsまで低下しますが、すぐに回復します。

FHDなら、エフェクトが多いシーンでもバトルが不利になることはありません。

WQHD以上で、テルミットなどのエフェクトが多く表示されると画面にカクツキが出ることがあるため、フレームレート重視のプレイはFHDがおすすめです。

ナオ

RX 9060 XTなら快適にプレイが可能ですね。

実際にゲームプレイをしたところ、ベンチマークより少し低い平均272fpsでプレイできました。プレイ中はカクツキなどを感じることはなく、非常に快適にプレイができました。

Apex 5700X RX9060XT FHDゲーム
Apex FHD 低設定でカジュアルマッチ

FHDではグラボ性能を気にせず遊べ、モニター性能も活かしたゲームプレイが可能です。

【軽量】FORTNITE

フォートナイトはDirectX12の最低設定で計測しました。実際にゲームプレイをして平均フレームレートを計測しています。

フォートナイト フレームレート計測

FORTNITEはCPU性能によってフレームレートが大きく変化します。ここでの結果は参考としてご覧ください。

FORTNITE 低設定

DX12 低設定FHDWQHD4K
RX 9060 XT173 fps
(86)
168 fps
(80)
155 fps
(70)
※()内は1% LOWの値

5700XとRX 9060 XTの組み合わせは、全ての解像度で144fps以上。とても快適にゲームプレイができました。低設定であれば4Kも可能な結果です。

低設定がおすすめな理由

FORTNITEのグラフィック設定は低設定がおすすめです。

設定を低くすることで高いフレームレートが出せ、さらに視認性が上がります。

設定を高くすると草木がリアルになりますが、敵が見えにくくなってしまいます。

フォートナイト 最低設定と最高設定の見え方

プロのeスポーツプレイヤーは低設定かパフォーマンスモードでプレイされています。

画面のリアルさよりも、敵の見やすさやフレームレートを優先した低設定でプレイしましょう。

【中量】Call of Duty : Black Ops 6

Cod:BO6はFPSの中では少し重めのゲームです。ゲーム中に実装されているベンチマークで計測しました。

Cod BO6 ベンチマーク
グラフィック設定
グラフィックのプリセット最低
レンダリング解像度100
アップスケーリング
/シャープニング
FIDELITYFX CAS
強度:100
視野角100

Cod 最低設定

低設定FHDWQHD4K
RX 9060 XT153 fps
(123)
149 fps
(118)
99 fps
(73)
※()内は1% LOWの値

Cod:BO6はFHDとWQHDで144fpsを超える結果となりました。

さすがに200fpsを超えるような高フレームレートは出せませんが、マルチプレイなど通常プレイは快適に行えます。

試合中はフレームレートの上下がありますが、ベンチマーク同等の平均153fpsでプレイできました。

Cod:BO6 5700X RX9060XT FHDゲーム
5700X+RX 9060 XTでCodをプレイ
ナオ

FHDなら高リフレッシュレートモニターの性能も十分引き出せますね!

【中量】FF14 黄金のレガシー

FF14は処理が軽めのMMOゲームです。専用ベンチマークソフトで計測しました。

FF14 ベンチマークソフト

FF14

FHDWQHD4K
RX 9060 XT
標準画質
非常に快適
21911
(166)
非常に快適
15848
(113)
快適
9369
(64)
RX 9060 XT
最高画質
非常に快適
16539
(122)
とても快適
11992
(84)
快適
8203
(55)
※()内は5% LOWの値

RX 9060 XTはWQHD 標準品質まで「非常に快適」となりました。

FHDなら最高品質でも「非常に快適」で遊べます。

ナオ

FF14はそれほど重たくないので、FHDならRX 9060 XTでも十分快適に遊べますね。

【重量】サイバーパンク2077

PCゲームの中では重量級のサイバーパンク2077(Ver2.21)。ゲームに実装されているベンチマークで計測しました。

サイバーパンク2077 ベンチマークソフト

計測時は高とレイトレ・ウルトラを選択。それ以外の細かな設定は手動で変更せず、プリセットまかせにしてます。

サイバーパンク2077

FHDWQHD4K
RX 9060 XT
高設定
132 fps
(94)
109 fps
(85)
62 fps
(55)
RX 9060 XT
レイトレ・ウルトラ
71 fps
(56)
59 fps
(51)
39 fps
(34)
※()内は1% LOWの値

サイバーパンクは重たいゲームで、特にレイトレーシングを使うと急激に重たくなります。

レイトレーシングを使わない高設定ならFHDで平均132fpsでプレイが可能。

RX 9060 XTでレイトレーシングを使ったとしても、FHDなら平均70fps前後でプレイできます。

ナオ

サイバーパンクはフレーム生成が使えるので、さらにフレームレートが上げられます。ここから、フレーム生成を使った結果を紹介します。

FSR フレーム生成を使ってフレームレートを増強

サイバーパンク 2077はFSR フレーム生成が使えます。

サイバーパンクでフレーム生成を選択

少しでも高いフレームレートで遊びたいときは、フレーム生成を使うと良いでしょう。

RX 9060 XTでフレーム生成ありとなしの違い

FHD レイトレ・ウルトラで70fps前後出ていますが、フレーム生成を使うと140fpsを超えるほど高いフレームレートが実現できます。

ナオ

FGオンにするとフレームレートが上がります。ただし、問題点もあるので中が必要です!

FSR FGを使う場合の問題点

サイバーパンク2077はFSRとFG(フレーム生成)が使えますが、不具合と思われる問題が発生します。(2025年6月15日現在)

FSR フレーム生成を選択すると、以下のようにフルスクリーンの選択肢が無くなります。

サイバーパンク フルスクリーンの選択肢が無くなる

例えば、4Kモニターでゲーム中にFHDやWQHD解像度を選んだ場合、フルスクリーンにすることができず、ウィンドウモードでしかプレイできません。

サイバーパンク ウィンドウモード

モニター解像度とゲーム設定の解像度が同じなら問題ありませんが、モニターと違う解像度で遊ぶ場合はフレーム生成を使わない方が良さそうです。

ナオ

FGを使ったときにフルスクリーンが選べなくなるのは、仕様なのか不具合なのか不明です。

【重量】モンスターハンターワイルズ

製品版でアルシュベルド討伐を行い、ゲーム中の平均フレームレートを計測しています。

モンスターハンターワイルズ アルシュベルト

モンスターハンターワイルズのベンチマークソフトがありますが、実際のゲームプレイと結果が大きく乖離しているため使いません。

  • RX 9060 XTはFSRとフレーム生成をオン。

モンスターハンターワイルズ

FHDWQHD4K
RX 9060 XT
85 fps
(53)
94 fps
(52)
80 fps
(59)
RX 9060 XT
ウルトラ
88 fps
(55)
85 fps
(60)
59 fps
(41)
※()内は1% LOWの値

RX 9060 XTはモンスターハンターワイルズがとても快適にプレイできます。

FHDの中設定では50fps前後ほど差があるぐらい違います。ウルトラ設定にしても、RX 9060 XTが30fpsほど高く、プレイ自体もスムーズです。

レイトレーシングをオンにすると、RX 9060 XTはレイトレーシング性能が高くないため、RTX 5060 Tiに近づきます。

モンスターハンターワイルズはRyzenやRadeonに最適化されていると言われており、RTX 5060 Tiを突き放す結果となりました。

ナオ

モンハンはRX 9060 XTが強いですね!

\ミドルクラスのゲーミングPC!/

RX 9060 XTのショップリンク

※各ショップボタンを押すと、RX 9060 XTが検索された状態で表示されます

RX 9060 XTでYouTubeライブ配信

Ryzen 7 7800X3DとRX 9060 XT搭載のPC1台でYouTubeライブ配信と録画を同時に行いました。

Apexのコントロールをプレイしています。

  • 配信:OBS
  • 解像度:FHD
  • ビットレート:15000 bps
  • 映像エンコーダ:NVIDIA NVENC AV1
  • Apexの設定:低
  • 配信と録画を同時に行う

FHD・低設定でライブ配信をした結果

  • 平均fps:294fps
  • 最高fps:299fps
  • 最低fps:239fps

普通に走っているときで290fps前後。フレームレートはほとんど落ちません。

RX 9060 XTでApexをYouTubeライブ配信

通常の打ち合いならフレームレートが落ち込むことはありません。

RX 9060 XTでApexをYouTubeライブ配信 通常の打ち合い

バトル中、フェクトが表示されるシーンでは240fps前後まで落ち込みましたが、プレイには全く影響ありませんでした。

※CPU性能によってフレームレートに違いが出ます。

RX 9060 XTでApexをYouTubeライブ配信 エフェクト発生

5700X+RX 9060 XTの組み合わせでは平均294fpsでバトルを終えました。配信と録画をしながらでも快適にプレイ可能です。

RX 9060 XTでApexをYouTubeライブ配信 平均294fps
ナオ

配信中でも高フレームレートが出せました。これならバトルに集中できますね!

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RX 9060 XTのクリエイティブ性能をベンチマーク

クリエイティブ性能を計測するため、以下の3種類をベンチマークしました。

  • 動画エンコード
  • AI画像生成
  • 3DCGレンダリング

AV1による動画エンコードやStable Diffuisonなど、RX 9060 XTのクリエイティブ性能をご覧ください。

動画エンコード速度

DaVinci ResolveでAV1エンコードテスト

DaVinci Resolveで30分の4K動画をエンコードし、その時間を計測しました。参考として、RTX 5060 Tiの計測結果も載せています。

AV1エンコード結果

AV1RX 9060 XTRTX 5060 Ti
HIGH/品質重視36分23秒10分21秒
HIGH/速度重視6分46秒4分25秒

AV1のエンコードは、どちらもRTX 5060 Tiの速度に追いつきません。

また、品質重視にしたときに、RX 9060 XTは極端にエンコード速度が落ちる結果となりました。AV1エンコードで実用に耐える速度を出すには「速度重視」の設定が必要です。

H.264エンコード結果

H.264RX 9060 XTRTX 5060 Ti
HIGH/品質重視13分14秒13分45秒
HIGH/速度重視8分078分32秒

H.264は、どちらもRTX 5060 Tiより速くエンコードが完了しました。

AV1の品質重視以外、趣味レベルであれば十分なエンコード速度が出せています。

ナオ

個人製作や趣味の動画制作なら、RX 9060 XTでも十分対応可能ですね。

Stable Diffusionの速度計測

RTX 5070 Tiで生成したAI画像

AI画像生成のStable Diffusionで、画像生成時間を計測しました。

グラフのバーが短いほど、画像生成速度が速いです。

RX 9060 XTはとても画像生成速度が遅いです。また、すぐにVRAM不足になり動作が安定しないため、512×768までしか生成できませんでした。

Stable Diffuisonを使うなら、アップデートされるまで気長に待つか、素直にNVIDIAのグラボを選択した方がよさそうです。

ナオ

RX 9060 XTでStable Diffuisonは、使い物にならないレベルでした。今後のアップデートに期待です。

Blenderのレンダリング速度計測

Blenderで実際にシーンをレンダリングし、レンダリングにかかった時間をチェックします。

Blender レンダリング画像
  • レンダリング解像度:4K
  • レンダラー:Cycles
  • サンプルファイル:Blender 2.83 LTS
  • RX 9060 XT:HIP
  • RTX 5060 Ti:CUDA

RX 9060 XTはRTX 5060 Tiよりレンダリング速度は大幅に遅いです。やはり、CUDA向けのクリエイティブ作業では勝てません。

RX 9060 XTも作業ができないことは無いですが、もっと複雑なシーンになると、さらにレンダリング時間に開きが出てくることが予想されます。

趣味レベルならRX 9060 XTでも十分対応できますが、本格的ならNVIDIAがおすすめです。

ナオ

クリエイティブ性能はNVIDIAのRTXに軍配が上がりますね。

\ゲームが快適なゲーミングPC!/

RT 9060 XTの消費電力と電気代目安

デスクトップ中、YouTube視聴中、ゲーム中の消費電力を計測し、1時間当たりの電気代の目安を算出しました。

GPU(16GB)RX 9060 XTRTX 5060 Ti
デスクトップ20W(0.62円)12W(0.37円)
YouTube21W(0.65円)14W(0.43円)
動画エンコード56W(1.74円)61W(1.89円)
モンハンワイルズ163W(5.05円)145W(4.50円)
  • 電気代目安計算:消費電力×1時間×1kWh 単価 31円計算
  • 電力会社や契約内容によって単価が変わるため、目安としてご覧ください

RT 9060 XTでモンスターハンターワイルズをプレイすると、平均163Wになりました。

RT 9060 XTの消費電力は全体的にRTX 5060 Tiより高く、少し電気代も高くなる傾向にあります。

※PCシステム構成によって消費電力と電気代は上下します。

ナオ

電気代が気になる方は、エコチェッカーなどで計測してみるとよいでしょう。

5700X+RT 9060 XTのメリット・デメリット

メリットデメリット
PCの価格が安く、手を出しやすい
FHDゲームが快適にプレイできる
VRAM 16GB搭載で最高グラフィックも可能
FSR 4が使える
FGでフレームレートを上げられる
配信しながらゲームプレイも快適
趣味レベルのクリエイティブ作業も可能
重たいゲームではフレームレートが出しにくい
クリエイティブ性能が弱い
 →AI画像生成は遅すぎて使えないレベル
 →動画エンコードの設定によっては、速度が遅い
 →3DCGレンダリングが遅い
CPUがAM4のため、将来アップグレードの幅が少ない

5700X+RT 9060 XTはFHD~WQHDでゲームをプレイする人向けのPC構成です。

レイトレーシングや高解像度テクスチャを使うなど、グラフィック設定を極端に高くしなければ、ほとんどのゲームが快適にプレイできます。

クリエイティブ性能はNVIDIAのGPUに軍配が上がりますが、趣味レベルなら十分対応可能。

RX 9000シリーズから使えるFSR 4をRX 9060 XTで使うことができ、綺麗な画像とパフォーマンスの向上が期待できます。

5700X+RT 9060 XTの組み合わせは、普段使いやゲームメイン用として、コスパに優れたでゲーミングPCになります。

ナオ

FHDゲームメインでコスパを考えると、今のところ5700X+RX 9060 XTは最適解かもしれない。

RT 9060 XT搭載おすすめゲーミングPC

グラボをお探しの方は、ゲーミングPCより下にある各ショップ検索ボタンをご利用ください。

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商品名
仕様特徴
一押し!
水冷+1TB!
NEXTGEARのゲーミングPCNEXTGEAR
JG-A7A6X

参考価格:
179,800
CPU:Ryzen 7 5700
CPUクーラー:水冷
グラボ:RX 9060 XT 16GB
チップセット:B550
SSD:NVMe 1TB
メモリ:DDR4 16GB
電源:750W BRONZE
送料無料
公式サイトを見る
>>NEXGEARの記事はこちら
サポートがとても充実。
24時間電話対応や3年保障がある。
特に初心者は安心です。
この価格で水冷CPUクーラー付属。
少しファンの音が大きめです。
配信ではファンの音を拾わないように
気を付けましょう
納期が早い!
GALLERIA ミドルタワー
GALLERIA
RM7R-96XT

参考価格:
184,980
CPU:Ryzen 7 5700
CPUクーラー:空冷
グラボ:RX 9060 XT 16GB
チップセット:B550
SSD:500GB
メモリ:DDR4 16GB
電源:650W BLONZE
送料:3,300円
沖縄・離島は6,600円
公式サイトを見る
高性能CPU搭載。
Ryzen 7 7700はゲームやクリエイティブで
十分な性能を発揮するCPUです。
また、グラボ性能を十分に引き出せます。
コスパ優先ならこれ
パソコン工房のPC
LEVEL
M1A6-R75F-RRX

参考価格:
164,800
CPU:Ryzen 7 5700
CPUクーラー:空冷
グラボ:RX 9060 XT 16GB
チップセット:B550
SSD:500GB
メモリ:DDR4 16GB
電源:650W BLONZE
無料WEB会員で送料無料
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コスパ優先ならLEVELのPC。
とにかくコスト優先。
安いからと言って、性能が低いことはないので
初めてのゲーミングPCにおすすめです。

【おすすめNO1】手に届きやすい価格でハイコストパフォーマンス!

NEXTGEARのゲーミングPC

NEXTGEAR JG-A7A6X

参考価格:179,800(税込み、送料無料)

  • Ryzen 7 5700X
  • 簡易水冷 240mm
  • RX 9060 XT 16GB
  • DDR4 16GB
  • NVMe SSD 1TB

FHDで快適にPCゲームが楽しめます。

SSDが標準で1TB搭載されているので、しばらくは容量不足になりません。

この価格にして簡易水冷CPUクーラー搭載。ケースも冷却効率が高い構造で熱対策もバッチリ。

3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポートが付いているので、初心者の方でも安心です。

>>NEXTGEARのレビュー記事はこちら

\ゲームが超快適!送料無料!

NEXTGEARはオンライン・直営店限定販売です
3年間センドバック修理保証
24時間×365日電話サポート付き!

高パフォーマンスモデル!ゲームが快適に遊べる!

GALLERIA ミドルタワー

GALLERIA XA7R-96XT

参考価格:184,980(税込み、送料3,300

  • Ryzen 7 5700X
  • 空冷CPUクーラー
  • RX 9060 XT 16GB
  • DDR4 16GB
  • NVMe SSD 500GB

SSDの容量が500GBと少ないため、購入時のカスタマイズで増設しておくと良いでしょう。

ドスパラは納期が早めなので、急ぎでPCが欲しい人にもおすすめです。

\納期が早くてすぐに遊べる!/

とにかくコスト優先ならこれ!

パソコン工房のPC

LEVEL M1P5-R57X-RRX

参考価格:164,800(税込み、※送料無料

  • Ryzen 7 5700X
  • 空冷CPUクーラー
  • RX 9060 XT 16GB
  • DDR4 16GB
  • NVMe SSD 500GB

ホワイトのPCケースがシンプルで綺麗です。サイドパネルがガラス製でオシャレ。

SSDが500GBと少ないため、増設しておくと良いでしょう。

無料のWEB会員登録で送料無料になるので、PC購入の前にぜひ登録してください。

WEB会員登録で送料無料!/

ショップ別グラボ検索

RX 9060 XTのショップリンク

※各ショップボタンを押すと、RX 9060 XTが検索された状態で表示されます

RX 9060 XTのFAQ

RX 9060 XTとRTX 5060 Tiはどっちがいい?

RX 9060 XTとRTX 5060 Tiを比べると、総合的にRTX 5060 Tiの方が性能は高いです。

ただし、ゲームによってはRX 9060 XTの方がフレームレートが高いこともあるので、必ずしもRTX 5060 Tiが有利は限りません。

クリエイティブ系で重たい作業をするときや、AI画像生成では圧倒的にRTX 5060 Tiが有利です。

  • ゲームメインでコスパ優先:RX 9060 XT
  • ゲームもクリエイティブもやりたい:RTX 5060 Ti

このように、使い方で判断をするとよいでしょう。

RX 9060 XTとRTX 5060 Tiはどちらが消費電力が大きいですか?

最大消費電力の仕様は以下のようになっています。

  • RX 9060 XT:160W
  • RTX 5060 Ti:180W

しかし、実際に使用すると、RX 9060 XTの方が消費電力が高いことが多いです。

ゲームによってはRX 9060 XTの方が20Wほど消費電力が大きいです。

参考:20Wで1時間、約0.6円

FSR 4はどのゲームでも使えるの?

FSR 4を使うには、FSR 3.1かFSR 4に対応している必要があります。

そのため、全てのゲームでFSR 4が使える訳ではありません。

今でも人気のサイバーパンクでもFSR 3までしか対応しておらず、modを入れないとFSR 4を使うことができません。

今後、FSR 4に対応したゲームが増えると思いますので、期待しましょう。

クリエイティブ性能もほしいならNVIDIA

RT 9060 XTのFHDゲーム性能はとても高いですが、クリエイティブ性能もほしいときはNVIDIAのRTX 5000シリーズを検討してください。

RTX 5000シリーズは、ゲーム性能とクリエイティブ性能がバランスよく使えるGPUです。

RTX 5060 Tiの性能をベンチマークした記事はこちらです。

YouTubeチャンネルもご覧ください!/

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