
5060 Tiと5070はどっちが良いかな?
このように、RTX 5060 Tiと5070、どっちが自分に合っているのか悩んでいませんか。
NVIDIA Geforce RTX 5060 Ti(16GB)とRTX 5070はどのぐらい性能に差があるのか、ゲーム別ベンチマークやクリエイティブ性能を比較しどのぐらい違うかまとめました。
この記事を読んでグラボやゲーミングPCの購入に役立ててください。

どちらが合っているかのリストや価格情報もまとめています!
\先にゲーム性能を見たい方はこちら!/
RTX 5060 TiとRTX 5070、どちらがあなたに合っている?
それぞれの特徴を細かく見る前に、まずはざっくり選びたい方はこちらの表を参考にしてください。
RTX 5060 Ti | RTX 5070 | |
---|---|---|
メイン解像度 | FHD | WQHD〜4K |
プレイスタイル | ライト〜中級ゲーマー | 中級〜ガチゲーマー |
動画編集・AI処理 | 趣味レベル | 効率・速度を重視 |
予算 | 予算重視 | 性能重視 |
使用目的 | ゲーム中心 | ゲーム+クリエイティブ |

この表を参考にしながら、次のセクションでは仕様や特徴を詳しく見ていきましょう。
RTX 5060 Tiと5070の仕様と特徴

RTX 5060 Ti | RTX 5070 | |
---|---|---|
GPUコア | GB206 | GB205 |
CUDAコア数 | 4608 | 6144 |
ブースト クロック | 2.57 GHz | 2.51 GHz |
ベース クロック | 2.41 GHz | 2.33 GHz |
VRAM | 8GB/16GB GDDR7 | 12GB GDDR7 |
メモリ スピード | 28Gbps | 28Gbps |
メモリバス幅 | 128-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅 | 448 GB/s | 672 GB/s |
L2キャッシュ | 32MB | 48MB |
DLSS | DLSS 4 | DLSS 4 |
NVENC | 第9世代×1 | 第9世代×1 |
バス | PCI Express 5.0 x8 | PCI Express 5.0 x16 |
ポート | HDMI 2.1b x1 ※DP 2.1b x3 | HDMI 2.1b x1 ※DP 2.1b x3 |
最大消費電力 | 180W | 250W |
システム 電源容量 | 600W | 650W |
補助電源 コネクタ | 8-pin X1 または300W以上の PCIe Gen5 | 8-pin X2 または300W以上の PCIe Gen5 |
発売日 | 2025年4月15日 | 2025年3月5日 |
※DP:DisplayPort
RTX 5000シリーズは新しく開発されたBlackwellアーキテクチャが採用されています。
また、VRAMにはGDDR6から進化したGDDR7が採用されました。
今回の記事では、RTX 5060 TiはVRAM 16GBを使用しています。これに対し、RTX 5070はVRAM 12GBで、RTX 5060 Tiより4GB少なくなっています。
RTX 5060 Tiはメモリバス幅が128-bitに対し、RTX 5070は192-bitと、RTX 5060 Tiより64-bit広くなります。
メモリ帯域幅はRTX 5060 Tiの448 GB/sに対しRTX 5070は672 GB/sで、224 GB/sの差は高解像度での快適さに大きな影響を与えます。
第9世代に進化したNVENC(エヌビディアエンコーダー)はRTX 5060 TiとRTX 5070共に1基搭載。第8世代より性能アップしており、動画のエンコード速度がアップしています。
VRAM容量は5060 Tiのほうが多いですが、その他のスペック差から5070の方が性能は上です。

RTX 5060 TiとRTX 5070はどれぐらい性能が違うのか?結果は後ほど紹介するベンチマークをご覧ください!
【特徴】DLSS4とマルチフレーム生成で4Kゲームも快適!
RTX 5000シリーズはDLSS 4+MFG(マルチフレーム生成)を搭載。ゲーム側が対応していれば大幅にフレームレートを引き上げ、スムーズにゲームが動く環境が作れます。

DLSS4とマルチフレームは、RTX 5000シリーズに搭載される目玉機能です!


MFGの2倍でも90fps前後出ていて快適ですが、4倍だと4Kで150fpsも実現可能です!
DLSSの説明は、ここをクリック
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAが開発したAIベースのレンダリング技術です。この技術は、低解像度の画像をAIを使って高解像度に変換し、GPUの負荷を下げることでゲームのフレームレートを向上させる技術です。
DLSSのメリット
- 高解像度の映像を実現:低解像度でレンダリングした映像をAIが補完し、高解像度の映像を実現します。これにより、より美しいグラフィックを楽しむことができます。
- フレームレートの向上:低解像度でレンダリングするため、GPUへの負荷が軽減され、フレームレートが向上します。これにより、よりスムーズなゲームプレイが可能です。
- パフォーマンスの最適化:AIがリアルタイムで映像を補完するため、常に最適なパフォーマンスが発揮されます。
DLSSは、特に高解像度でのゲームプレイやリアルタイムレイトレーシングを行う際に効果を発揮し、より高品質な映像と快適なゲーム体験を提供します。
MFGの説明は、ここをクリック
フレーム生成(FG)はAIを活用して、実際にレンダリングされるフレームの間に新しいフレームを生成することで、フレームレートを向上させます。
RTX 50シリーズからマルチフレーム生成(MFG)が搭載され、いままでのFGより多くのフレーム生成が可能になりました。
これにより、最新のゲームでも高品質な映像と滑らかなフレームレートでプレイすることができ、ゲーミング体験がさらに向上します。
MFGのメリット
- フレームレートの大幅な向上:実際にレンダリングするフレームの数を増やすことなく、AIが中間フレームを生成することで、フレームレートを劇的に向上させます。これにより、より滑らかなゲームプレイが実現します。
- 遅延の低減:フレームジェネレーションは、低遅延でフレームを生成するため、リアルタイム性が重要なゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。
- ゲーム体験の向上:フレームジェネレーションを活用することで、視覚的な体験が向上し、特に動きの速いシーンやアクションが多いゲームで効果が顕著です。
MFGのデメリット
- 元のフレームレートが重要:元のフレームレートがあまりにも低い(20fpsなど)場合、FGを使ってもゲーム自体が重たいままのことがあります。FGは10~20fpsを60fpsに上げる機能ではなく、60fpsのゲームを100fpsにする機能と考えてください。
- 画像が崩れることがある:フレーム生成はAI画像生成による補完技術です。そのため、ゲームのシーンによっては不正な画像を生成してしまうことがあり、画像のブレや表示崩れが起こることがあります。そのため、FPSシューター系などのゲームで使うのはおすすめできません。
>>DLSSやフレーム生成について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

RTX 5060 TiとRTX 5070の選び方
以下は、実際に各GPUを使ってまとめたターゲット解像度の表です。

- RTX 5060 Ti:FHD(1920×1080)がメインターゲット。設定次第でWQHDでも使える。
- RTX 5070:WQHD(2560×1440)がメインターゲット。MFGを使うと4Kゲームも可能。
RTX 5060 TiはFHD。RTX 5070はWQHDがメインターゲットですが、FHDで高フレームレートを維持したい場合にも高い効果があります。ゲーム以外にクリエイティブ系も快適にするなら、RTX 5070がおすすめです。
FHDで快適に遊びたい人にはRTX 5060 Ti

- FHDでApexやFORTNITEなど、軽めのゲームをプレイする人
- WQHDモニターで、ゲームのグラフィックを下げても良い人
- 予算を少しでも抑えたい人
- DLSSやMFGに対応したゲームで快適に遊びたい人
- 趣味でAI画像生成やYouTube動画編集などをする人
FHD(1920×1080)がメインターゲットですが、設定を調整すれば、WQHDゲームもプレイできます。
RTX 5060 TiはDLSS4とマルチフレーム生成が使えます。対応したゲームならフレームレートを高く維持することができます。
動画エンコードやクリエイティブ系処理の速度はそれほど速くありません。速度を求めるならRTX 5070が良いですが、時間がかかっても良いなら5060 Tiでも十分対応可能です。
RTX 5060 Tiは、FHDゲームや趣味でクリエイティブ作業をする人におすすめです。

FHDゲームやクリエイティブ系で過度な処理速度を求めないならRTX 5060 Ti 16GBは選択肢としてありです。
>>RTX 5060 Ti 16GBを詳しくレビューした記事では、RTX4070との比較もしています。ぜひご覧ください。

WQHDまでの快適環境ならRTX 5070

- ApexやCodなどFPSゲームを高フレームレートでプレイしたい人
- モンハンワイルズなどの重量級のゲームをプレイする人
- ゲームグラフィックを最高設定でプレイしたい人
- DLSSやMFGに対応したゲームで快適に遊びたい人
- AI画像生成やYouTube動画編集で処理速度を求める人
WQHD(2540×1440)がメインターゲットですが、設定次第で4Kゲームもプレイできます。
RTX 5070はDLSS4やマルチフレーム生成が使え、対応したゲームなら4K最高画質でも100fpsゲームプレイが可能です。
RTX 5060 Tiに比べて動画エンコードも速く、動画クリエイターなどクリエイティブ作業をする人の作業時間を短縮することにもつなげられます。
高フレームレートを求めるゲームプレイヤーや、動画編集などのクリエイターにもオススメです。

RTX 5070はゲームだけでなく、クリエイティブ作業にも活躍するGPUです!
>>RTX 5070を詳しくレビューした記事では、RTX4070との比較もしています。ぜひご覧ください。

RTX 5060 TiとRTX 5070の価格を比較
RTX 5060 TiとRTX 5070の実売価格をまとめると、このようになります。
RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5070 | |
---|---|---|
平均価格 | 92,740円 | 135,706円 |
最低価格 | 79,800円 | 97,800円 |
NVIDIA発表価格 | 69,800円より | 108,800円より |
RTX 5060 TiとRTX 5070の価格差は1.8万円前後です。
予算に余裕があるなら、少しの資金を足して長く使えるRTX 5070がおすすめです。

RTX 5070の一部で10万円を切るモデルが出てきました。もっと拡大してほしいですね。
3DMarkでGPUの性能比較

ベンチマークの定番「3DMARK」で性能をチェックしました。
RTX 5060 TiよりRTX 5070の方が約32%性能が高いです。
5060 Ti 16GB | 5070 | テスト内容 | |
---|---|---|---|
Speed Way | 4119 | 5910 | DX12のテスト |
Port Royal | 10318 | 14419 | リアルタイム レイトレーシング |
SteelNomad | 3620 | 4978 | 高性能PC用 検証スコア |
Time Spy | 15301 | 20152 | フルHD DX12 |
Time Spy Extreme | 7038 | 9560 | 4K DX12 |
Fire Strike | 36732 | 43990 | FHD DX11 |
Fire Strike Extreme | 19845 | 27420 | WQHD DX11 |
Fire Strike Ultra | 9818 | 14635 | 4K DX11 |
スコア | 総合106791 | 141064 |

RTX 5060 TiとRTX 5070の性能差は、ゲームやクリエイティブでも差が出てきます。ベンチマークを見ていきましょう!
ゲーム別ベンチマークの比較
グラフィック設定は低設定やウルトラ設定など、ゲームによって軽い調整と重たい調整でベンチマークを取りました。
- 【軽量】エーペックスレジェンズ
- 【軽量】FORTNITE
- 【中量】Call of Duty : Black Ops 6
- 【中量】FF14 黄金のレガシー
- 【重量】サイバーパンク2077
- 【重量】モンスターハンターワイルズ
ベンチマークを計測したPC環境はこちら。
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
マザーボード | ASRock B650 Pro RS |
メモリ | CORSAIR DDR5-6000MHz 32GB ※4800MHzで駆動 |
SSD | 1TB Gen4 |
CPUクーラー | DeepCool AK620 |
電源 | 1000W |
【軽量】エーペックスレジェンズ

FPSゲームの中では処理負荷が低めのApex。公平なベンチマークを取るために、訓練場で、走る・撃つ・テルミット使用・ウルト使用を一連動作として計測しました。

Apex FHD
低 | 高 | |
---|---|---|
5060 Ti | 293 fps (151) | 266 fps (113) |
5070 | 296 fps (185) | 285 fps (145) |
Apex WQHD
低 | 高 | |
---|---|---|
5060 Ti | 271 fps (78) | 199 fps (65) |
5070 | 285 fps (127) | 252 fps (89) |
Apex 4K
低 | 高 | |
---|---|---|
5060 Ti | 175 fps (34) | 119 fps (33) |
5070 | 224 fps (59) | 150 fps (43) |
グラフィック設定が低では平均fpsで極端な差は出ないです。
高設定やWQHD以上の高解像度になるとフレームレートに差が出てきます。
FHDはRTX 5060 Tiで快適に遊べますが、WQHDモニターを使う人やガチプレイヤーはRTX 5070を選ぶことで、高フレームレートを維持できる環境が整います。
FHDでRTX 5060 Tiを使って実際にゲームプレイを行ったところ、平均298fps前後でプレイできました。ウルトを使っている最中でもフレームレートは落ちなかったです。

\Apexが快適なPCが見つかる!/
【軽量】FORTNITE

フォートナイト(チャプター6)はDirectX12の最低設定で計測しました。
実際にゲームプレイをして平均フレームレートを計測しています。

FORTNITE 最低設定
低設定 | FHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|
5060 Ti | 380 fps (176) | 371 fps (165) | 206 fps (129) |
5070 | 357 fps (162) | 366 fps (162) | 266 fps (133) |
FHD~WQHDで5060 Tiの方がフレームレートが高いですが、測定状況によって逆転する場合があります。
必ずしもRTX 5060 Tiの方が性能が高いと言う点はご了承ください。
今回の計測では、FHD~WQHDまで平均300fps以上。4Kで200fps以上で遊べました。
フォートナイトは低設定にすれば動作が軽く、RTX 5060 Tiでも十分快適にプレイできます。
\FORTNITEをPCでプレイ!/
最低設定がおすすめな理由
FORTNITEのグラフィック設定は低設定がおすすめです。
設定を低くすることで高いフレームレートが出せ、さらに視認性が上がります。
設定を高くすると草木がリアルになりますが、敵が見えにくくなってしまいます。

プロのeスポーツプレイヤーは低設定かパフォーマンスモードでプレイされています。
画面のリアルさよりも、敵の見やすさやフレームレートを優先した低設定でプレイしましょう。
【中量】Call of Duty : Black Ops 6

Cod:BO6はFPSの中では少し重めのゲームです。ゲーム中に実装されているベンチマークで計測しました。

Cod 最低設定
最低設定 | FHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|
5060 Ti | 237 fps (172) | 178 fps (129) | 105 fps (75) |
5070 | 287 fps (207) | 230 fps (168) | 146 fps (102) |
FHDではRTX 5070で287fpsに対しRTX 5060 Tiは237fpsで、50fpsの差が開きます。
WQHDでも50fpsほど開くので、CodではRTX 5070の性能が大きく反映されています。
144HzモニターならRTX 5060 Ti。240Hzモニターや、とにかく高フレームレートを出すならRTX 5070と考えると良いでしょう。

RTX 5070は高リフレッシュレートモニターの性能も十分引き出せますね!
\Codが高フレームレートでプレイ可能!/
【中量】FF14 黄金のレガシー

FF14は処理が軽めのMMOゲームです。専用ベンチマークソフトで計測しました。

FF14 FHD
FHD | 標準品質 | 最高品質 |
---|---|---|
5060 Ti | 非常に快適 33585 (226) | 非常に快適 22679 (158) |
5070 | 非常に快適 39372 (272) | 非常に快適 30076 (211) |
FF14 WQHD
WQHD | 標準品質 | 最高品質 |
---|---|---|
5060 Ti | 非常に快適 22592 (152) | とても快適 14652 (104) |
5070 | 非常に快適 31455 (212) | 非常に快適 22106 (153) |
FF14 4K
4K | 標準品質 | 最高品質 |
---|---|---|
5060 Ti | とても快適 11147 (77) | 快適 10472 (70) |
5070 | 非常に快適 15762 (108) | とても快適 11349 (79) |
RTX 5060 TiはWQHDの標準品質まで「非常に快適」判定。
RTX 5070は4K 標準品質まで「非常に快適」となりました。
FHDはRTX 5060 Ti。WQHD以上はRTX 5070を選択すると良いでしょう。

FF14を最高品質で遊ぶならRTX 5070かな~
\FF14にはRTX 5070がおすすめ!/
【重量】サイバーパンク2077

PCゲームの中では重量級のサイバーパンク2077(Ver2.21)。ゲームに実装されているベンチマークで計測しました。

サイバーパンク2077 FHD
FHD | 高 | レイトレ ウルトラ |
---|---|---|
5060 Ti | 175 fps (142) | 86 fps (76) |
5070 | 210 fps (162) | 113 fps (100) |
サイバーパンク2077 WQHD
WQHD | 高 | レイトレ ウルトラ |
---|---|---|
5060 Ti | 125 fps (105) | 67 fps (60) |
5070 | 173 fps (143) | 89 fps (80) |
サイバーパンク2077 4K
4K | 高 | レイトレ ウルトラ |
---|---|---|
5060 Ti | 68 fps (60) | 43 fps (39) |
5070 | 96 fps (83) | 59 fps (53) |
サイバーパンク2077は画質設定によってフレームレートが大幅に変わります。
特にレイトレーシングを使うとフレームレートが下がるため、以下のように判断すると良いでしょう。
- レイトレを使って画質を優先したい:RTX 5070
- レイトレを使わなくてもいい:RTX 5060 Ti
DLSS4とMFGでフレームレートを比較!
サイバーパンク2077はDLSS4とMFG(マルチフレーム生成)が使えるため、さらに快適さを上げることができます。
RTX 5060 TiのFHD ウルトラ設定で、比較的処理が重たい場所でプレイしてみると、平均78fpsとなりました。
マルチフレーム生成(4倍)を使うと200fpsを超えるほどフレームレートを引き上げられます。


MFGオンにするとフレームレートが高くなります。フレームレートを上げたいときに使ってみましょう!
\DLSS4とMFGが使えるPC!/
【重量】モンスターハンターワイルズ

製品版でアルシュベルド討伐を行い、ゲーム中の平均フレームレートを計測しています。

※DLSSとフレーム生成をオンにしたベンチマーク計測結果です。
モンスターハンターワイルズ FHD
FHD | 中 | ウルトラ |
---|---|---|
5060 Ti | 104 fps (57) | 85 fps (48) |
5070 | 138 fps (73) | 116 fps (60) |
モンスターハンターワイルズ WQHD
WQHD | 中 | ウルトラ |
---|---|---|
5060 Ti | 89 fps (51) | 70 fps (45) |
5070 | 125 fps (66) | 101 fps (60) |
モンスターハンターワイルズ 4K
4K | 中 | ウルトラ |
---|---|---|
5060 Ti | 60 fps (43) | 48 fps (30) |
5070 | 100 fps (60) | 74 fps (49) |
モンハンワイルズは処理が重たいです。
FHDの中設定ならRTX 5060 Tiで通常プレイができますが、ウルトラ設定やWQHDモニターを使うならRTX5070にしないと若干モタツキを感じてきます。
モンハンワイルズは可能な限りRTX 5070をおすすめします。
また、高解像度テクスチャパックは容量が70GBほどあることや、必要VRAMが16GB以上でハイスペックPCが要求されます。
5060 Tiや5070では動作が不安定になることがあるので、使用はおすすめしません。

RTX 5070があると4K ウルトラでも70fps前後で遊べます。すごく快適に遊べますよ!
\モンハンが快適な高性能ゲーミングPC!/
モンスターハンターワイルズはVRAM消費量が大きいいゲームです。5060 Tiでも、VRAMが8GB版で高やウルトラ設定にすると不具合が出る可能性があるため注意が必要です。
RTX 5060 TiとRTX 5070のクリエイティブ性能を比較
RTX 5060 TiとRTX 5070のクリエイティブ性能を計測するため、3つの項目でベンチマーク計測をしました。
- 動画エンコード速度
- Stable DiffusionでAI画像生成
- Blenderのレンダリング速度計測
動画エンコード速度の比較

DaVinci Resolveで30分の4K動画をAV1でエンコードし、その時間を計測した結果がこちらです。
※参考としてRTX 4060TiとRTX 4070の結果も掲載しています。
RTX 5060 TiとRTX 5070の動画エンコード速度に大きな差はありませんでした。単純な動画エンコードであれば、どちらのグラボを使っても同じぐらいの結果になります。

動画編集を仕事にしている方などは、RTX 50系で時間短縮ができそうですね。
Stable Diffusionの速度比較

AI画像生成のStable Diffusionで、画像生成時間を計測してみました。
グラフのバーが短いほど、画像生成速度が速いです。
※参考としてRTX 3060TiとRTX 4000シリーズの結果も掲載しています。
RTX 50系全般に言えますが、予想に反して生成時間が遅くなりました。
RTX 5060 TiとRTX 5070を比較すると、RTX 5070の方が速いです。
AI画像生成はトライアンドエラーを繰り替えす作業なので、時短にはRTX 5070がおすすめです。
\StableDiffuisonが速い!/
- version: f1.7.0-v1.10.1RC-latest-2163-g9367f970
- python: 3.10.6
- torch: 2.7.0.dev20250310+cu128
- xformers: N/A
- gradio: 3.41.2
- checkpoint: c39257ca5d

今回のテストでは、RTX 5060 Tiは遅い結果となりました。今後のバージョンアップで改善されることを願います。
3DCGのレンダリング速度比較
3DCG制作ソフトのBlenderで実際にシーンをレンダリングし、レンダリングにかかった時間をチェックします。

- レンダリング解像度:4K
- レンダラー:Cycles
- サンプルファイル:Blender 2.83 LTS
※参考としてRTX 3060TiとRTX 4000シリーズの結果も掲載しています。
RTX 5060 Tiは約165秒で、RTX 4060 Tiとほぼ変わりません。RTX 3060 Tiと比べると約60秒速くレンダリングを終えました。
3DCGのレンダリングはCUDAコアを使うことでレンダリングを速めることができるため、RTX系GPUが得意な処理と言えます。
RTX 5060 Tiは趣味レベルの3DCG制作なら難なくこなせるGPUです。

ゲームだけでなくクリエイティブにも強いGPUですね!
おすすめゲーミングPC
RTX 5070とRTX 5070 Ti搭載のおすすめゲーミングPC一覧です。グラボをお探しの方は、ゲーミングPCリストの下にある検索用リンクをご利用ください。
- RTX 5060 Ti搭載PC:FHDゲームをプレイするならこれ
- RTX 5070搭載PC:FHD~WQHDゲームが超快適、クリエイティブも楽々
RTX 5060 Ti搭載PC
メーカー 商品名 | 仕様 | 特徴 |
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3年間センドバック修理保証
24時間×365日電話サポート付き!
STORM EK-97X56Ti16
参考価格 279,800円+送料2,200円
- Ryzen 7 9700X
- 水冷CPUクーラー
- RTX 5060 Ti(16GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
STORMのPCは電源に余裕を持たせてあるので、将来のアップグレードにも十分対応可能。
PCケースはもちろん、大型化された画像表示機能付き簡易水冷CPUクーラーの美しさには驚きます!
性能にも見た目にもこだわった満足度が高いゲーミングPCです!
\お部屋がお洒落に!インテリアPC!/
ナノダイヤモンドグリスにアップグレード中
RTX 5070搭載PC
メーカー 商品名 | 仕様 | ゲーム /配信 | デザイン | 静音性 | サポート | 特徴 |
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充実サポートで初心者も安心!![]() JG-A7G70 参考価格: 249,800円 | CPU:Ryzen 7 7800X3D CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX5070 チップセット:A620 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 16GB 電源:750W BRONZE 送料無料 公式サイトを見る >>レビュー記事はこちら | サポートがとても充実。 24時間電話対応や3年保障がある。 特に初心者は安心です。 この価格で水冷CPUクーラー付属。 少しファンの音が大きめです。 配信ではファンの音を拾わないように 気を付けましょう | ||||
ゲームメイン コスパ優秀! ![]() GALLERIA XA7R-R57 参考価格: 289,980円 | CPU:Ryzen 7 7800X3D CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX5070 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:750W GOLD 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | ゲームに強いCPU搭載。 Ryzen 7 7800X3Dはゲームに強いCPUです。 グラボ性能を最大限に引き出せます。 マイクラとXBOX Game Pass付き。 到着してすぐに遊びたい人におすすめです。 | ||||
高い満足感 美しいPC! 影界! ![]() STORM EK-78X3D57 参考価格: 318,000円 | CPU:Ryzen7 7800X3D CPUクーラー: 画像表示機能付き水冷240mm グラボ:RTX 5070 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:850W 送料2,200円 >>影界のレビュー記事はこちら 公式サイトを見る | 見た目もこだわったインテリアPC! 影界は270°強化ガラスで見た目もスタイリッシュ。 性能はもちろん、見た目もこだわったPCです。 | ||||
Ryzen 7 9800X3D搭載! ![]() GALLERIA XA7R-R57 参考価格: 339,980円 | CPU:Ryzen 7 9800X3D CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX5070 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:750W GOLD 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | ゲームに超強いCPU搭載。 Ryzen 7 9800X3Dはゲームに強いCPUです。 グラボ性能を最大限に引き出せます。 到着してすぐに遊びたい人におすすめです。 | ||||
9800X3D! 影界! ![]() STORM EK-98X3D57 参考価格: 348,000円 | CPU:Ryzen7 9800X3D CPUクーラー: 画像表示機能付き水冷240mm グラボ:RTX 5070 Ti チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:850W 送料2,200円 >>影界のレビュー記事はこちら 公式サイトを見る | 7800X3Dから1万円でアップグレード。 CPU性能が高くグラボ性能を最大限に引き出せます。 納期が早めですぐに遊びたい人におすすめです。 | ||||
落ち着いた見た目のPC!![]() G-GEAR GE7A-K251/BH 参考価格: 348,800円 | CPU:Ryzen 7 9800X3D CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX5070 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:850W GOLD 送料込み(2,200円) 公式サイトを見る | 落ち着いた見た目のPC。 RGBや派手な見た目が苦手な方にピッタリ。 落ち着いた見た目で、どんなお部屋にも マッチするデザインです。 店舗もあるので、相談しやすいショップです。 |
NEXTGEAR JG-A7G7S
参考価格:249,800円(税込み、送料無料)
- Ryzen 7 7800X3D
- 水冷CPUクーラー
- RTX5070(12GB)
- DDR5 16GB
- NVMe SSD 1TB
FHD~WQHDまで、サクサクプレイが可能です。
CPUクーラーは水冷240mmでしっかり冷却。ケースも冷却効率が高い構造で熱対策もバッチリ。
3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポートが付いているので、初心者の方でも安心です。
\送料無料!/
NEXTGEARはEC限定販売です
3年間センドバック修理保証
24時間×365日電話サポート付き!
STORM EK-78X3D57
参考価格 318,000円
- Ryzen 7 7800X3D
- 水冷CPUクーラー
- RTX 5070(12GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
STORMのPCは電源に余裕を持たせてあるので、将来のアップグレードにも十分対応可能。
PCケースはもちろん、大型化された画像表示機能付き簡易水冷CPUクーラーの美しさには驚きます!
性能にも見た目にもこだわった満足度が高いゲーミングPCです!
\お部屋がお洒落に!インテリアPC!/
ナノダイヤモンドグリスにアップグレード中
GALLERIA XA7R-R57
参考価格:339,980円
+14,000円でM.2 SSDを1TB増設できます。
- Ryzen 7 9800X3D
- 水冷CPUクーラー
- RTX5070(12GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
Ryzen 7 9800X3Dは、非常に高いゲーム性能を持ったCPUです。
あらゆるゲームのフレームレートや処理速度を高く保てるため、とても快適なゲームライフを送ることが可能です。
増設用M.2 SSDが2つあるので、ゲームをたくさんインストールするなら増設しておくと良いでしょう。
ドスパラは納期が早めなので、すぐにゲームがしたい人におすすめです!
\超快適なゲーム環境が手に入る!/
STORM EK-98X3D57
参考価格 348,000円
- Ryzen 7 9800X3D
- 水冷CPUクーラー
- RTX 5070(12GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
STORMのPCは電源に余裕を持たせてあるので、将来のアップグレードにも十分対応可能。
PCケースはもちろん、大型化された画像表示機能付き簡易水冷CPUクーラーの美しさには驚きます!
性能にも見た目にもこだわった満足度が高いゲーミングPCです!
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ナノダイヤモンドグリスにアップグレード中
もっと高い性能がほしいならRTX 5070 Ti
RTX 5060 TiやRTX 5070のゲーム性能はとても高いですが、もっと高性能なグラボがほしい方はRTX 5070 Tiを検討してみてください。
FHDやWQHDゲームで、さらに高フレームレートが出せます。また、AI画像生成や3DCGでも作業速度がアップするため、クリエイターにもおすすめです。
RTX 5070 Tiをベンチマークした記事がありますので参考にしてください。

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