【ゲーミングPC 電源計算】パーツから電源の目安を計算するフォームも公開中

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PCの電源容量はどれぐらいがいい?電源を選ぶ目安を解説します
  • PCの電源容量ってどれくらいがいいの?
  • PC購入時に容量を増やす必要はある?
  • 自作PCを作りたいけど、どのぐらいの電源が必要なの?

PCを買うとき電源容量を変更することができますが、そもそも変える必要があるかよくわからないですよね。

PCの電源容量は大きなものを載せておけばいいのかと言うと、そうでもありません。電源容量の目安は、システムの最大消費電力の2倍が良いと言われています。

この記事では、電源容量の目安についての説明と容量選びをするときの注意点をまとめました。

更新内容

電源計算フォームに、Intel 14世代CPUを追加しました。

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目次

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PC電源容量の計算フォーム

CORSAIR 1000W
CORSAIR RM1000e

PCの電源容量を決めるには、全パーツの消費電力を合計する必要があります。

以下のフォームで、おおよその電源容量を計算できますので、ご利用ください。

簡易の電源容量計算フォーム
パーツ構成から、おおよその電源容量を計算します。

PCの電源ユニットを探したい方はこちら

電源容量計算例

RTX4060Tiのざっくり計算例
  • Core i7-14700:65W
  • グラボ RTX4060Ti:160W
  • その他:75W前後

消費電力の合計約305W x 1.8倍 =549W

550Wの電源を選択する。

※RTX 4060 Tiの推奨電源は550W。
※Core i7-14700Fでも同じ。
※CPUが高負荷になっても問題ない容量。

Core i5-14400K(F)、i7-14700K(F)のようにCPUの消費電力が125Wある場合は650Wを選びます。

グラフィックボードがRTX4070Ti SUPERやRTX4080 SUPERのようにハイグレードになると、750W~850Wの電源を選びます。

RTX4070Ti SUPER のざっくり計算例
  • Core i7-14700:65W
  • グラボ RTX4070Ti SUPER:285W
  • その他:75W前後

消費電力の合計約425W x 1,8倍 =765W

750Wの電源を選択する。

※RTX4070Ti SUPERの推奨電源は750W。
※CPUが高負荷になっても問題ない容量。

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推奨電源容量の目安はグラボの仕様が参考になる

PCパーツの細かい消費電力がわからない場合、グラフィックボードのシステム電力要件を参考にするとよいでしょう。

Nvidia公式サイトやメーカーサイトで公開されているグラボの仕様に、システム電力要件が記載されています。

まずはシステム電力要件を下回らないように電源容量を決めることをおすすめします。

グラボ(GPU)消費電力推奨電源容量
RTX 4060115W550W
RTX 4060 Ti160W550W
RTX 4070200W650W
RTX 4070 SUPER220W650W
RTX 4070 Ti285W700W
RTX 4070 Ti SUPER285W700W
RTX 4080 SUPER320W750W
RTX 4090450W850W
グラボ別 システム電力要件

推奨電源容量より少ない電源でも、システム全体の消費電力が電源容量に入っていればPCを動かすことは可能です。ただし、ギリギリの電源容量では、負荷がかかった時に動作が不安定になる可能性があるので注意してください。

グラボ別 推奨原電はNvidia公式サイトを参考に作成しています。

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電源容量は最大消費電力の2倍が目安

電源容量はなぜ2倍と言われるの?

主な理由は以下の3つ。

  • 将来パーツのアップグレードをするときの予備。
  • 電源の劣化を加味した容量。
  • 電源の変換効率が良い負荷率が50%で設計されているから。

変換効率が一番良い負荷率が50%と言われる理由に「80PLUS 認証」という規格があります。

80PLUS GOLDのアイコン
80PLUS GOLDのアイコン

電源にこのようなアイコンが付いていますが、見たことがあるのではないでしょうか。

80PLUS 認証は電力変換効率に関する規格のことで、PC用電源ユニットに与えられる認証です。

80 PLUS(エイティー プラス)は、コンピュータ用電源ユニットの電力変換効率に関する規格の1つである。デスクトップ型、およびサーバー型のコンピュータに用いられる複数の電圧出力が求められる電源ユニットにおいて、交流入力から直流出力へ変換する際に、電力変換効率が80%以上の変換効率を備える製品に与えられる認証である。デスクトップ型ではATX電源の性能表示に用いられることが多い。
引用元:Wikipedia

電力変換効率とは

電源ユニットに供給された電力を、PCで使える電力に変換される比率。

80PLUS GOLDで、負荷率50%で使用すると変換効率は90%。850W電源の場合765Wの電力が使えることになります。

負荷率

電源ユニットの容量(W)とPCパーツの総消費電力の比率。

800Wの電源に400Wの負荷をかけると負荷率50%になります。

80PLUS 認証の種類

80PLUS 認証は種類が6段階あります。

下に行けばいくほど変換効率が良くなりますが、電源ユニットの価格も高くなります。

80PLUSの種類アイコン負荷率
20%
負荷率
50%
負荷率
100%
80PLUS STANDARD80PLUS STANDARDのアイコン80%80%80%
80PLUS BRONZE80PLUS BRONZEのアイコン82%85%82%
80PLUS SILVER80PLUS SILVERのアイコン85%88%85%
80PLUS GOLD80PLUS GOLDのアイコン87%90%87%
80PLUS PLATINUM80PLUS PLATINUMのアイコン90%92%89%
80PLUS TITANIUM80PLUS TITANIUMのアイコン92%94%90%
負荷率に対しての変換効率

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電源容量が消費電力の2倍無くても動きます

パーツ増設時の消費電力増加や変換効率の良さから、PCの電源容量は消費電力の2倍が理想ということがわかりました。

では、電源容量が2倍を切ったら動かないの?と言われるとそうではありません。

変換効率を重視した場合、電源容量は2倍が最適となるだけです。

電源容量が1.2倍や1.5倍でもパソコンは動きます。

ギリギリの電源容量は危険

気を付けたいのは、消費電力ギリギリの電源で運用すること

あまりにもギリギリの容量だと、負荷が高まったときや電源の劣化などで電力不足をまねきます。

特に3Dレンダリングや動画編集、物理シミュレーションや画質の高いゲームをプレイするときは負荷があがるので注意が必要です。

また、電源容量不足によりパーツのアップグレードや増設ができない可能性もあるので気を付けてください。

電力不足になると動作が不安定になったり、パソコンが立ち上がらないということも起きるので気を付けましょう。

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パソコン電源の寿命

パソコンの電源寿命は2年~5年と言われています。

電源の劣化が進むとさまざまな症状が出てきます。

  • パソコンの起動中に電源がおちる
  • パソコンがフリーズする
  • パソコンが起動しない
  • シャットダウンをしようとしても動かない
  • 電源ユニットから変な音が聞こえる
  • 光学ドライブや外付け機器を使用するとフリーズする

必ず2年に1回交換する必要はないですが、パソコンの動きがおかしいときは電源の劣化が原因かもしれません。

パーツのアップグレードをするなら電源容量に余裕をもって

PG-WG12の電源
CWT 850W GOLD PLUS電源

将来、PCパーツのアップグレードや増設をする可能性があるなら、電源容量に余裕をもつ方が安全です。

例えば、RTX3060からRTX3080にする可能性があるなら最初から850Wの電源を載せておくとよいでしょう。

850Wの電源があれば、RTX3090でも推奨動作範囲に入っています。パーツの追加にも対応できるので安心ですね。

新たにパソコンを購入するときは、最初から電源容量が確保されたPCを選ぶことをおすすめします。

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電源容量に悩みたくない人におすすめのPCショップ

STORMのトップページ
出典:STORM

私はのゲーミングPCを使っていますが、STORMを選んだ理由の一つとして電源容量がしっかり確保されていること。どのゲーミングPCも容量不足の心配がない電源が搭載されています。

STORMさんに直接確認をしたところ、標準で以下の電源が搭載されているとのこと。将来のパーツグレードアップや増設にも対応できるように、あらかじめ余裕のある電源を搭載されているそうです。

  • 基本:850W(80PLUS GOLD)
  • RTX5080など上位のGPU搭載PC:1200W (80PLUS GOLD)

STORMのゲーミングPCなら電源容量で悩むことがありません。

後からグラフィックボードのグレードアップやパーツ増設にも対応できる電源容量なので安心です。

STORMのことを詳しく解説した記事はこちうら。参考にどうぞ。

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