今回、NVIDIAのミドルクラスGPU、RTX 4060Ti(メモリ8G版)とRTX 4070に焦点を当て、それぞれの特性や性能を比較していきます。
この記事では、RTX 4060TiとRTX 4070の実力を、ベンチマークと実ゲームプレイで徹底的に比較します。
7種類の人気ゲームでの性能差、解像度別の違い、そして価格対性能比まで、具体的なデータに基づいて解説します。
これを読めば、あなたのプレイスタイルに合った選択ができるようになります。
FHDで快適プレイ!
WQHDも快適に遊べる!
RTX 4060TiとRTX 4070の仕様比較

RTX 4060Ti | RTX 4070 | |
---|---|---|
CUDAコア数 | 4352 | 5888 |
ブーストクロック | 2540 MHz | 2480 MHz |
ベースクロック | 2310 MHz | 1920 MHz |
VRAM | 8GB GDDR6X | 12GB GDDR6X |
メモリスピード | 18Gbps | 21Gbps |
メモリバス幅 | 128-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅 | 288 GB/s | 504 GB/s |
インターフェース | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 |
DLSS | DLSS 3.5 | DLSS 3.5 |
ポート | HDMI 2.1a x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1a x1 DisplayPort 1.4a x3 |
最大消費電力 | 160W | 200W |
システム電源容量 | 550W | 650W |
補助電源コネクタ | 12VHPWR PCIe x1変換コネクタ または PCIe x1 | 12VHPWR PCIe x1変換コネクタ または PCIe x1 |
発売日 | 2023年5月24日 | 2023年6月29日 |
RTX 4060TiよりRTX 4070の方が約20%高いゲーム性能を持っています。
クロック数はRTX 4060Ti(2310 MHz)の方が約20%高く処理速度が速く見えますが、CUDAコア数はRTX 4070が1536個多く、全体の処理速度はRTX 4070の方が速くなります。
また、RTX 4070はメモリ帯域幅が大きく、高解像度にも強いです。
消費電力はRTX 4070(200W)がRTX 4060Ti(160W)より40W高くなりますが、その分、性能が高く出せるGPUになっています。

CUDAコア数が多いと並行処理ができる量が増えるため、4070の方が性能が高くなります。
検証PCの仕様

BTOパソコンでRTX 4060TiやRTX 4070との組み合わせが多い5700Xを搭載したPCを使用しました。
CPU | Ryzen 7 5700X |
メモリ | CORSAIR DDR4 32GB(16GB×2) |
マザーボード | ASRock B550M Pro RS |
電源 | 750W |
PCケース | Thermaltake S100 TG Snow Edition |
検証には自作PCを使っていて、パーツのグレードは一般的な物です。極端に価格や性能が高いパーツは使っていません。

一般販売されているBTOパソコンに近いパーツ構成のPCです。
RTX 4060TiとRTX 4070のゲーム別ベンチマーク
ベンチマークを取ったゲームは7種類。
- 【軽量】エーペックスレジェンズ
- 【軽量】FORTNITE
- 【中量】Call of Duty : Black Ops 6
- 【軽量】ストリートファイター6
- 【中量】FF14 黄金のレガシー
- 【重量】サイバーパンク2077
- 【超重量】フライトシミュレーター2024
解像度はFHD・WQHD・4Kで計測しています。
グラフィック設定は低設定やウルトラ設定など、ゲームによって軽い調整と重たい調整でベンチマークを取りました。
【軽量】エーペックスレジェンズ

FPSゲームの中では処理負荷が低めのApex。公平なベンチマークを取るために、訓練場で約3分間、走る・撃つ・ウルト使用などで計測しました。

Apex FHD
Apex WQHD
Apex 4K
Apexでは視認性と安定したフレームレートが重要です。
FHDでの競技プレイならRTX 4060Tiで200fps以上出せます。
より高いフレームレートを求める場合や、WQHDモニターでのプレイ、将来の拡張性を考えるならRTX 4070がお勧めです。
【軽量】FORTNITE

フォートナイト(チャプター6)はDirectX12で計測しました。計測には、リプレイ機能を利用しています。

Fortnite FHD
Fortnite WQHD
Fortnite 4K
FHDの低設定ならRTX 4060Tiで240fps以上出せるため、競技プレイには十分な性能です。
WQHDでのプレイや、より高解像度のテクスチャを使いたい場合はRTX 4070の方が安定します。
ただし、チャプターの更新で要求スペックが変わることがあるため、少し余裕を持ったスペックを選ぶことをお勧めします。
フォートナイトは低設定でのプレイがおすすめです。
低設定にすることで、フレームレートだけでなく敵の視認性も良くなります。
低設定がおすすめな理由はここをクリック
FORTNITEのグラフィック設定は低設定がおすすめです。
設定を低くすることで高いフレームレートが出せ、さらに視認性が上がります。
設定を高くすると草木がリアルになりますが、敵が見えにくくなってしまいます。

プロのeスポーツプレイヤーは低設定かパフォーマンスモードでプレイされています。
画面のリアルさよりも、敵の見やすさやフレームレートを優先した低設定でプレイしましょう。
【中量】Call of Duty : Black Ops 6

Cod:BO6はFPSの中では少し重めのゲームです。ゲーム中に実装されているベンチマークで計測しました。

Cod:BO6 FHD
Cod:BO6 WQHD
Cod:BO6 4K
FHDの最低設定ならRTX 4060Tiで144fps以上出せ、カジュアルプレイには十分なフレームレートです。ただし、シーンによっては100fps前半に落ち込むことがあります。
Codはフレームレートが重要なゲームのため、ガチプレイするならRTX 4070以上がおすすめです。

Codは少し重め。最低設定でプレイしましょう。
【軽量】ストリートファイター6

格闘ゲームのストリートファイター6は動作が軽快で、要求スペックも高くありません。
ストリートファイター6の専用ベンチマークソフトと、実際にランクマッチをプレイして確認しました。
ストリートファイター6 FHD
ストリートファイター6 WQHD
ストリートファイター6 4K
ストリートファイター6はとても軽いゲームのため、RTX 4060Tiで60fpsに張り付けます。
4KやHIGHESTでプレイする場合は、RTX 4070を選ぶと良いでしょう。
実際にRTX 4060Tiを使い、FHDのHIGHEST設定でオンラインランクマッチをプレイしてみましたが、バトル中は60fpsを切ることがありませんでした。

ストリートファイター6は、どの解像度でも高いフレームレートが出せ、快適にプレイが可能です。

スト6は5700Xと4060 Tiがあれば快適なプレイが可能です!
【中量】FF14 黄金のレガシー

FF14は処理が軽めのMMOゲームです。専用ベンチマークソフトで計測しました。

15000以上で「非常に快適」
FF14 FHD
FF14 WQHD
FF14 4K
FF14をFHDでプレイするならRTX 4060Tiがあれば十分快適にプレイできます。
最高品質で快適なプレイをしたい場合や、WQHDモニターを使うならRTX 4070を選ぶと良いでしょう。

FF14は軽いゲームなので、それほど高いスペックが無くても快適に遊べます。
【重量】サイバーパンク2077

PCゲームの中では重量級のサイバーパンク2077(Ver2.2)。ゲームに実装されているベンチマークで計測しました。

サイバーパンク2077 FHD
サイバーパンク2077 WQHD
サイバーパンク2077 4K
サイバーパンク2077では、レイトレーシングとDLSSの組み合わせが体験を大きく左右します。
FHDでは4060 Tiでも高設定で60fps以上を維持できますが、レイトレーシング設定を上げると急激に負荷が上がります。
WQHDや4Kでのプレイ、あるいはレイトレーシング・ウルトラでのプレイを考えているならRTX 4070が推奨です。
どちらのGPUでもDLSSとフレームジェネレーションを活用することで、見た目の品質を保ちながらパフォーマンスを大幅に向上できます。
最高品質のビジュアルにこだわるならRTX 4070、FHDでの快適プレイを重視するならRTX 4060Tiが良い選択となります。

個人的にはレイトレ ウルトラは画面がギラギラして目が疲れるので、高設定でプレイが好きです。
DLSSとフレームジェネレーションでfpsを上げる!
サイバーパンクはDLSSとフレームジェネレーション(以降FG)に対応しています。
RTX 4060TiのFHD、レイトレ・ウルトラでテストをしてみました。
街の中で、特に重たくフレームレートが落ちやすい場所で計測しています。

RTX 4060TiのFHD、レイトレウルトラは平均60fps前後出ているため、DLSSとFGを使えばさらに快適にゲームが遊べます。

FGオンにするとフレームレートがさらに上がります。限界までフレームレートを出したいときに使いましょう!
DLSSの説明は、ここをクリック
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAが開発したAIベースのレンダリング技術です。この技術は、低解像度の画像をAIを使って高解像度に変換し、ゲームのフレームレートを向上させることができます。
DLSSのメリット
- 高解像度の映像を実現:低解像度でレンダリングした映像をAIが補完し、高解像度の映像を実現します。これにより、より美しいグラフィックを楽しむことができます。
- フレームレートの向上:低解像度でレンダリングするため、GPUへの負荷が軽減され、フレームレートが向上します。これにより、よりスムーズなゲームプレイが可能です。
- パフォーマンスの最適化:AIがリアルタイムで映像を補完するため、常に最適なパフォーマンスが発揮されます。
DLSSは、特に高解像度でのゲームプレイやリアルタイムレイトレーシングを行う際に効果を発揮し、より高品質な映像と快適なゲーム体験を提供します。
FGの説明は、ここをクリック
フレームジェネレーション(FG)は、NVIDIAのRTX 4000シリーズに搭載されている新しい技術です。AIを活用して、実際にレンダリングされるフレームの間に新しいフレームを生成することで、フレームレートを向上させます。
FGのメリット
- フレームレートの大幅な向上:実際にレンダリングするフレームの数を増やすことなく、AIが中間フレームを生成することで、フレームレートを劇的に向上させます。これにより、より滑らかなゲームプレイが実現します。
- 遅延の低減:フレームジェネレーションは、低遅延でフレームを生成するため、リアルタイム性が重要なゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。
- ゲーム体験の向上:フレームジェネレーションを活用することで、視覚的な体験が向上し、特に動きの速いシーンやアクションが多いゲームで効果が顕著です。
フレームジェネレーションは、特に高フレームレートが求められるeスポーツタイトルや、動きの激しいゲームで有用です。この技術を活用することで、より快適で没入感のあるゲーム体験が提供されます。
これらの技術を活用することで、最新のゲームでも高品質な映像と滑らかなフレームレートでプレイすることができ、ゲーミング体験がさらに向上します。
【超重量】フライトシミュレーター2024

超重量級のゲームのフライトシミュレーター2024。ディスカバリーのイェーテボリでフレームレートを計測しました。

フライトシミュレーター2024 FHD
フライトシミュレーター2024 WQHD
フライトシミュレーター2024 4K
フライトシミュレーター2024は現在のPCゲームの中でも最も要求スペックの厳しいタイトルの一つです。
RTX 4060Tiでは、FHDのミドル設定でようやく60fps到達という厳しい結果でした。
リアルな景観を楽しみたい場合はRTX 4070以上が必須で、特にWQHDでのプレイを考えているならなおさらです。
DLSSとフレームジェネレーションは効果的ですが、このゲームではCPU性能も重要な要素となります。
都市部の複雑な景観や気象エフェクトを美しく表示するには、VRAMの容量と帯域幅の違いが如実に出るため、RTX 4070の方が有利です。
ただし、ミドル設定以下に画質を下げても良いなら4060 Tiで十分実用的なプレイが可能です。
フライトシミュレーター2024はDLSSとFGに対応
フライトシミュレーター2024はDLSSとFG(フレーム生成)に対応しています。
RTX 4060Tiを使い、FHDのミドルでフライトしてみました。

FHDミドルは、もともと60fps近く出ているのでゲームのプレイは問題ありませんが、より高いフレームレートでプレイするには、DSLLやFGが有効です。

フライトシミュレーター2024はかなり重たいゲームです。DLSSとフレーム生成を積極的に使うことをオススメします。
旧ベンチマーク(i7-13700F)
fps計測をしたPC環境はこちら。
CPU | Core i7-13700F |
メモリ | DDR5 32GB(16GB x2) |
チップセット | Z690 |
電源 | 1000W |
計測には、MSI AFTERBURNERというfps(フレームレート)やCPU温度を記録するソフトを使いました。
パーツ構成やゲームのアップデート、プレイスタイルによってfpsやベンチ結果は変動します。ここでの結果は参考としてご覧ください。
Apex Legends

Apexは専用ベンチマークソフトが無いので、実際にゲームをプレイしてfps計測しました。
Apexは処理の軽いゲームで、グラフィック設定を低くすれば多少古いグラフィックボードでも快適に遊べます。



Apexのfps平均値 | RTX 4060 Ti | RTX 4070 |
---|---|---|
FHD(低) | 288 | 298 |
FHD(高) | 218 | 256 |
WQHD(低) | 270 | 279 |
WQHD(高) | 162 | 217 |
4K(低) | 143 | 178 |
4K(高) | 96 | 128 |
WQHDまでならRTX 4060 Tiで高いfpsが出ています。
WQHDでより高いfpsや4Kでプレイするなら、RTX 4070の方が有利になりました。
Apexの設定内容やNVIDIAコントールパネルのグラフィック設定など、くわしい内容はこちらの記事でも紹介していますので参考にしてください。

Call of Duty MW2

Cod MW2のfps計測は、実際にドミネーションをプレイして計測しています。マップやプレイスタイルによってfpsは上下するので、参考値としてご覧ください。
Cod MW2は処理が重たく、FHDでもRTX 3060Ti以上が理想のFPSゲームです。
FHDでRTX 4060 Tiを使っても、グラフィック設定を高くすると120fps程度まで落ち込むため、処理が重たいFPSであることがわかります。



CodMW2 平均fps結果 | RTX 4060 Ti | RTX 4070 |
---|---|---|
FHD(最低) | 198 | 208 |
FHD(極限) | 128 | 174 |
WQHD(最低) | 147 | 188 |
WQHD(極限) | 94 | 128 |
4K(最低) | 64 | 114 |
4K(極限) | 45 | 79 |
FHD(最低)ではどちらも平均144fps以上出ていました。
WQHDでプレイする場合、最低設定にして少しでも高いfpsが出せるようにしましょう。
DLSSのテスト
Cod MW2はNVIDIA DLSSが使えるので、RTX4070のWQHD最低設定でどこまでfpsが上がるかテストしてみました。
RTX4070 | DLSS オフ | DLSS オン |
---|---|---|
WQHD(最低) | 188 fps | 213 fps |
WQHD(極限) | 128 fps | 168 fps |
WQHD(最低)で、リスポーンのときは190fps前後まで落ち込みますが、それ以外は200fps以上を維持していました。
DLSSはフレームレートが上がりますが、画面全体が少しボヤっとした印象になります。画像にシャープさが無くなり、シーンによっては相手が見えづらくなるので注意してください。
- FHDでプレイするなら、RTX 4060 TiでOK。
- WQHDでプレイするなら、RTX 4070推奨。
- fpsを優先するならシャープネスが弱くなりますが、DLSSオンも視野に入れる。
Cod MW2の内容はこちらの記事でくわしく紹介しています。

ファイナルファンタジー14

MMO RPGのFF14。画面上にたくさんのキャラやエフェクトが描画されますが、動作は軽いゲームです。
FF14専用ベンチマークソフトで計測をしています。
スコア15000以上で「非常に快適」判定



RTX 4060 TiとRTX 4070はどちらもWQHDまで非常に快適判定になります。4Kでも画質調整をすれば、快適にプレイが可能です。
ファイナルファンタジー15

FF15専用ベンチマークソフトで計測しています。
FF15は発売当時からグラフィックが重たいゲームと言われてきました。最近はグラフィックボードの性能が高くなってきたので、FHDなら非常に快適の判定が出やすくなりました。
スコアが12000以上で非常に快適の判定



FHDならどちらも非常に快適判定。WQHD以上はRTX 4070が推奨です。
CyberPunk 2077

CyberPunk 2077はPCゲームの中では最強クラスの重さを持っています。CyberPunk 2077に付いているベンチマークで計測をしました。



Cyberpunk 2077でグラフィック設定を高くしたい場合、以下を基準に検討するとよいでしょう。
- FHD:RTX 4060 TiでOK。
- WQHD:RTX 4070推奨。
- 4K:どちらのグラボも中設定まで。
Cyberpunk 2077はDLSSに対応しています。RTX4000シリーズであればDLSS フレームジェネレーションが使えるので、fpsをさらに上げることが可能です。
DLSS フレームジェネレーションの結果はここをクリック
RTX 4070でグラフィック設定を「レイトレーシング・ウルトラ」、DLSS フレームジェネレーションを使うと以下のようにフレームレートが上がります。
レイトレーシング・ウルトラ+DLSS | ||||
---|---|---|---|---|
OFF | RTX4070RTX4070 ON | |||
FHD | 98fps | 150fps | ||
WQHD | 79fps | 116fps | ||
4K | 52fps | 71fps |
ただし、4Kなど解像度が高いときはゲーム中の操作にモタツキが出たり、メニュー画面が重たかったりします。画面解像度が高いときにDLSSを使っても完全に処理負荷の解消にならないことがあるので注意が必要です。
高解像度でfpsを上げたいときはレイトレーシングを低めの設定にするか、オフにすることをおすすめします。
平均fpsでゲーム性能を比較
RTX 4070はRTX 4060Tiより約20%高いゲーム性能を持っています。
GPU | FHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|
RTX 4060Ti | 108fps | 87fps | 57fps |
RTX 4070 | 122fps | 107fps | 73fps |
平均フレームレートを比較すると、RTX 4070の方がRTX 4060Tiより10~20fps高くなりました。
CUDAコア数、ベースクロック、メモリスピードなど、RTX 4070の方が基本性能が高く、処理速度が全体的に早いと言えます。
3DMarkによるベンチマーク結果

レイトレーシング性能やDX12など、GPU性能を計測する3DMARKでベンチマークを比較しました。
ベンチマーク | RTX 4060Ti | RTX 4070 | 内容 |
---|---|---|---|
Speed Way | 3076 | 4397 | レイトレーシング |
Port Royal | 7819 | 10945 | リアルタイム レイトレーシング |
Time Spy | 13441 | 17515 | FHD DX12 |
Time Spy Extreme | 6359 | 8668 | 4K DX12 |
Fire Strike | 31256 | 39722 | FHD DX11 |
Fire Strike Extreme | 15039 | 19522 | WQHD DX11 |
Fire Strike Ultra | 7432 | 9880 | 4K DX11 |
合計 | 84422 | 110649 | 4070が約30% 性能が高い |
RTX 4060TiよりRTX 4070が約30%GPU性能が高い結果となりました。
3DMarkの詳しい結果はここをクリック
Speed Way

Speed WayはDirectX 12 Ultimateの性能をテストするベンチマークです。

RTX 4070がRTX 4060 Tiより40%性能が高い結果となりました。
Port Royal

Port Royalはリアルタイムレイトレーシングのパフォーマンステストです。

Speed Wayと同じく、RTX 4070がRTX 4060 Tiより40%性能が高い結果です。
全体的にRTX4000シリーズのスコアが高いことから、レイトレーシングコアの進化が見られます。
Time Spy

Time SpyはDirectX 12ベンチマークテストです。
Time Spy Extremeはレンダリング解像度が4K(3840×2160)です。


Time SpyはRTX 4070がRTX 4060 Tiより30%性能が高い結果です。
Fire Strike

Fire StrikeはDirectX 11ベンチマークです。



Fire Strikeでは、より分かりやすく差が付きました。
RTX 4070がRTX 4060 Tiより17%性能が高い結果です。
やはりメモリバス幅の影響か、解像度が高くなるとRTX 4060 Tiのスコアは伸びなくなります。メインターゲットがFULLHDであることよくがわかる結果ですね。
RTX 4070の性能は高く、どの解像度でも一番高い結果でした。
RTX 4060TiとRTX 4070の電源要件と物理的なサイズ

この記事で紹介したRTX 4060TiとRTX 4070は以下の2機種。
それぞれの電源の要件と本体サイズは以下となります。
製品 | 消費電力 | システム電源容量 | 本体サイズ |
---|---|---|---|
MSI GeForce RTX 4070 VENTUS 2X 8G OC | 200W | 650W | 約242×125×43mm |
MSI GeForce RTX 4060Ti VENTUS 2X 8G OC | 160W | 550W | 約199×120×42mm |
どちらもサイズ的に一般的なPCケースなら入ります。
スリムケースは横幅が狭く入らないので注意してください。
RTX 4060TiとRTX 4070の平均価格と最低価格
RTX 4070 | RTX 4060Ti | 差額 | |
---|---|---|---|
平均価格 | 90,272円 | 80,779円 | 9,493円 |
最低価格 | 80,980円 | 65,395円 | 15,384円 |
発売日 | 2023年6月29日 | 2023年5月24日 |
RTX 4060Tiが平均80,779円、RTX 4070が平均90,272万円前後。RTX 4070の方が9,493円高いです。
2025年2月時点、RTX5000シリーズが販売されたことにより、RTX4000シリーズの製造縮小が始まりました。
RTX 4070においては市場で販売されている数が極端に少なく、時々見かけるレベルになりました。
市場でRTX 4060TiとRTX 4070のグラフィックボード販売数が急激に減少しており、在庫が無くなっているショップが多発しているのが現状です。
結局、RTX 4060TiとRTX 4070はどっちを選べばいい?
- RTX 4060Ti:FHDゲームを快適に遊ぶならRTX 4060Ti
- RTX 4070:FHDゲームを高フレームレートで遊ぶ人やWQHDモニターを使うならRTX 4070
FHDゲームで高fpsを出したいならRTX 4060Ti
Youtube動画でも、わかりやすく紹介しています。
RTX 4060Tiは、ほとんどのFHDゲームが快適にプレイ可能。
多少処理が重たいゲームでも設定次第で165fps以上が狙えます。
FHDゲームを快適にプレイするなら、RTX 4060Tiでコスパの高い環境が整います。
高fpsやWQHDゲームで遊びたいならRTX 4070
RTX 4070のメインターゲットはWQHD。
ApexやFF14など、グラフィック処理の軽いゲームならWQHDで144fps以上余裕で出すことが可能です。
4Kでもグラフィック設定を調整すれば、快適にプレイできます。
WQHDで144fps以上出して楽しむならRTX 4070がおすすめです。
RTX 4060TiとRTX 4070搭載のゲーミングPCとグラボ検索
RTX 4060TiとRTX 4070搭載のゲーミングPCを紹介します。
グラボをお探しの方は、ゲーミングPCリストの下にある検索用リンクをご利用ください。
RTX 4060Ti 搭載ゲーミングPC
商品名 | メーカー仕様 | ゲーム /配信 | デザイン | 静音性 | サポート | こんな人向け |
---|---|---|---|---|---|---|
ドスパラ コスパモデル! ![]() Lightning G AV-Ti7W 参考価格: 164,980円 | CPU:Ryzen 7 5700X CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX4060Ti(8GB) チップセット:B550 SSD:500GB メモリ:DDR4 16GB 電源:650W BRONZE その他:マイクラ付き 送料:3,300円 公式サイトを見る | ドスパラのコスパモデル。 主にPCケースでコストダウンしたコスパモデル。 ドスパラは最短翌日出荷で納期が早い。 すぐにPCが欲しい人は助かります。 実店舗もあるので、実際にPCを触ってから 購入をしても良いですね。 | ||||
納期が早い!![]() GALLERIA RM7R-R46T 参考価格: 169,980円 | CPU:Ryzen 7 5700X CPUクーラー:空冷サイドフロー グラボ:RTX4060Ti(8GB) チップセット:B550 SSD:500GB メモリ:DDR4 16GB 電源:650W BRONZE マイクラとXBOX Game Pass付属 送料3,300円。 公式サイトを見る | 早くPCが欲しい人に最適。 ドスパラは最短翌日出荷で納期が早い。 すぐにPCが欲しい人は助かります。 実店舗もあるので、実際にPCを触ってから 購入をしても良いですね。 | ||||
イチオシ! 魅せるPC! ![]() STORM LB-57X46Ti8G 参考価格: 189,800円 | CPU:Ryzen 7 5700X CPUクーラー:水冷280mm グラボ:RTX4060Ti(8GB) チップセット:B550 SSD:1TB メモリ:DDR4 32GB 電源:850W GOLD 送料:2,200円 >>幻界LBのレビュー 公式サイトを見る | STORMの魅せるPC。 魅せながらもコストを追求したモデル。 ブラックで固められたPCとRGBのコントラストが 美しいPCです。 性能はもちろん、見た目もこだわりたい人におすすめです。 | ||||
高静音性!![]() G-GEAR Aim 参考価格: 209,800円 | CPU:Ryzen 7 7700 CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX4060Ti(8GB) チップセット:B650 SSD:NVMe Gen4 1TB メモリ:DDR5 16GB 無線:Wi-Fi 6+Bluetooth 5.2 電源:600W 80PLUS GOLD 送料:2,200円 公式サイトを見る >>G-GEAR Aimのレビューはこちら | シンプルデザインで高静音性 G-GEAR Aimはシンプルで どんな部屋にもマッチするデザインです。 静音性が高いため、机の上に置いていても ゲームや作業の邪魔をしません。 落ち着いたデザインのPCがほしい方におすすめです。 | ||||
光らない落ち着いたデザイン![]() G-GEAR GE7A-E243/B 参考価格: 224,800円 | CPU:Ryzen 7 7700 CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX4060Ti チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 無線:Wi-Fi 6+Bluetooth 5.2 電源:600W BRONZE 送料:2,200円 公式サイトを見る | 光らないPCがほしい人向け。 落ち着いた雰囲気のPCケース。 どんなお部屋にも合うデザインです。 カスタマイズの幅が広く、好みのスペックにできます。 |
STORM LB-57X46Ti8G
参考価格 189,800円
- Ryzen 5700X
- 水冷CPUクーラー280mm
- RTX 4060 Ti(8GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
STORMのPCは電源に余裕を持たせてあるので、将来のアップグレードにも十分対応可能。
PCケースはもちろん、大型化された画像表示機能付き簡易水冷CPUクーラーの美しさには驚きます!
性能にも見た目にもこだわった満足度が高いゲーミングPCです!
\お部屋がお洒落に!インテリアPC!/
ナノダイヤモンドグリスにアップグレード中
RTX4060Tiグラボ検索
RTX 4070 搭載ゲーミングPC
RTX4070搭載ゲーミングPCの販売が終了してきています。
下部に記載したRTX5070搭載PCをご検討ください。
メーカー 商品名 | 仕様 | ゲーム /配信 | デザイン | 静音性 | サポート | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
おすすめNo1 Ryzen 7 7800X3D搭載! ![]() GALLERIA RM7R-R47 参考価格: 282,980円 | CPU:Ryzen 7 7800X3D CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX4070 チップセット:A620 SSD:NVMe 500GB メモリ:DDR5 16GB 電源:750W GOLD 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | ゲームに強いCPU搭載。 Ryzen 7 7800X3Dはゲームに強いCPUです。 グラボ性能を最大限に引き出せます。 マイクラとXBOX Game Pass付き。 到着してすぐに遊びたい人におすすめです。 | ||||
光らない 落ち着いた デザイン ![]() G-GEAR GE7A-C242/B2 参考価格: 209,650円 | CPU:Ryzen 7 5700X CPUクーラー:空冷式 グラボ:※RTX4070 チップセット:B760 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR4 16GB 電源:※750W GOLD 送料:2,200円 ※リンク先でグラボと 電源をカスタマイズ 公式サイトを見る | 光らないPCがほしい人向け。 落ち着いた雰囲気のPCケース。 どんなお部屋にも合うデザインです。 カスタマイズの幅が広く、好みのスペックにできます。 | ||||
納期が早くて すぐ遊べる! ![]() GALLERIA XA7R-R47 参考価格: 212,980円 | CPU:Ryzen 7 5700X CPUクーラー:静音空冷式 グラボ:RTX4070 チップセット:B550 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR4 16GB 電源:650W BRONZE 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | 何でもそつなくこなせる。 ドスパラは納期が早い。 マイクラとXBOX Game Pass付き。 到着してすぐに遊びたい人におすすめです。 |
おすすめRTX4070搭載パソコン
RTX4070グラボ検索
RTX 5070搭載 ゲーミングPC
メーカー 商品名 | 仕様 | ゲーム /配信 | デザイン | 静音性 | サポート | 特徴 |
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Ryzen 7 7800X3D搭載! ![]() GALLERIA XA7R-R57 参考価格: 329,980円 | CPU:Ryzen 7 7800X3D CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX5070 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:750W GOLD 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | ゲームに強いCPU搭載。 Ryzen 7 7800X3Dはゲームに強いCPUです。 グラボ性能を最大限に引き出せます。 マイクラとXBOX Game Pass付き。 到着してすぐに遊びたい人におすすめです。 | ||||
Ryzen 7 9800X3D搭載! ![]() GALLERIA XA7R-R57 参考価格: 359,980円 | CPU:Ryzen 7 9800X3D CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX5070 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:750W GOLD 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | ゲームに超強いCPU搭載。 Ryzen 7 9800X3Dはゲームに強いCPUです。 グラボ性能を最大限に引き出せます。 到着してすぐに遊びたい人におすすめです。 | ||||
高い満足感 美しいPC! 影界! ![]() STORM EK-78X3D57 参考価格: 368,000円 | CPU:Ryzen7 7800X3D CPUクーラー: 画像表示機能付き水冷240mm グラボ:RTX 5070 Ti チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:850W 送料2,200円 >>影界のレビュー記事はこちら 公式サイトを見る | ゲームもクリエイティブも強いCPU搭載。 CPU性能が高くグラボ性能を最大限に引き出せます。 納期が早めですぐに遊びたい人におすすめです。 | ||||
9800X3D! 影界! ![]() STORM EK-98X3D57 参考価格: 368,000円 | CPU:Ryzen7 9800X3D CPUクーラー: 画像表示機能付き水冷240mm グラボ:RTX 5070 Ti チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:850W 送料2,200円 >>影界のレビュー記事はこちら 公式サイトを見る | 7800X3Dから1万円でアップグレード。 CPU性能が高くグラボ性能を最大限に引き出せます。 納期が早めですぐに遊びたい人におすすめです。 | ||||
落ち着いた見た目のPC!![]() G-GEAR GE7A-K251/BH 参考価格: 361,000 円 | CPU:Ryzen 7 9800X3D CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX5070 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:850W GOLD 送料込み(2,200円) 公式サイトを見る | 落ち着いた見た目のPC。 RGBや派手な見た目が苦手な方にピッタリ。 落ち着いた見た目で、どんなお部屋にも マッチするデザインです。 店舗もあるので、相談しやすいショップです。 |
GALLERIA XA7R-R57
参考価格:359,980円
+14,000円でM.2 SSDを1TB増設できます。
- Ryzen 7 9800X3D
- 水冷CPUクーラー
- RTX5070(12GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
Ryzen 7 9800X3Dは、非常に高いゲーム性能を持ったCPUです。
あらゆるゲームのフレームレートや処理速度を高く保てるため、とても快適なゲームライフを送ることが可能です。
増設用M.2 SSDが2つあるので、ゲームをたくさんインストールするなら増設しておくと良いでしょう。
ドスパラは納期が早めなので、すぐにゲームがしたい人におすすめです!
\超快適なゲーム環境が手に入る!/
STORM EK-78X3D57
参考価格 368,000円
- Ryzen 7 7800X3D
- 水冷CPUクーラー
- RTX 5070(12GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
STORMのPCは電源に余裕を持たせてあるので、将来のアップグレードにも十分対応可能。
PCケースはもちろん、大型化された画像表示機能付き簡易水冷CPUクーラーの美しさには驚きます!
性能にも見た目にもこだわった満足度が高いゲーミングPCです!
\お部屋がお洒落に!インテリアPC!/
ナノダイヤモンドグリスにアップグレード中
STORM EK-98X3D57
参考価格 378,000円
- Ryzen 7 9800X3D
- 水冷CPUクーラー
- RTX 5070(12GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
STORMのPCは電源に余裕を持たせてあるので、将来のアップグレードにも十分対応可能。
PCケースはもちろん、大型化された画像表示機能付き簡易水冷CPUクーラーの美しさには驚きます!
性能にも見た目にもこだわった満足度が高いゲーミングPCです!
\お部屋がお洒落に!インテリアPC!/
ナノダイヤモンドグリスにアップグレード中
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