RTX 5060 Tiの性能をベンチマーク 4060 Tiや4070と比較してわかった実力とは

【PR】当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
RTX 5060 Tiの性能をベンチマーク 4060 Tiや4070と比較してわかった実力とは

NVIDIA Geforce RTX 5060 Ti(16GB)を自腹購入し、ベンチマーク計測をしました。

RTX 5060 Tiのゲーム性能やクリエイティブ性能が、RTX 4060 Tiからどれぐらい進化しているのか。また、RTX 4070との比較もしています。

この記事を読めばRTX 5060 Tiの性能がわかり、グラボやゲーミングPCの購入がスムーズに行えます。

記事の最後に、RTX 5060 Ti搭載PCやグラボの検索リンクがあります。そちらも活用してください。

ナオ

グラボの性能や価格帯をまとめていますよ!

\高性能ゲーミングPC!/

目次

RTX 5060 Tiの仕様

ZOTAC RTX 5060 Tiのパッケージ
スクロールできます
RTX 5060 TiRTX 4060 TiRTX 4070RTX 5070RTX 3060 Ti
GPUコアGB206AD104AD104GB205GA104
CUDAコア数46084352588861444864
ブースト
クロック
2.57 GHz2.54 GHz2.48 GHz2.51 GHz1.67 GHz
ベース
クロック
2.41 GHz2.31 GHz1.92 GHz2.33 GHz1.41 GHz
VRAM8GB/16GB
GDDR7
8GB/16GB
GDDR6
12GB
GDDR6X
12GB
GDDR7
8GB GDDR6
メモリ
スピード
28Gbps18Gbps21Gbps28Gbps14Gbps
メモリバス幅128-bit128-bit192-bit192-bit256-bit
メモリ帯域幅 448 GB/s288 GB/s504 GB/s672 GB/s448 GB/s
L2キャッシュ32MB32MB32MB48MB3MB
DLSSDLSS 4DLSS 3DLSS 3DLSS 4DLSS
NVENC第9世代×1第8世代×1第8世代×1第9世代×1第7世代×1
バスPCIe 5.0 x8PCIe4.0 x8PCIe 4.0 x16PCIe 5.0 x16PCIe 4.0 x16
ポートHDMI 2.1b x1
DP 2.1b x3
HDMI 2.1a x1
DP 1.4a x3
HDMI 2.1a x1
DP 1.4a x3
HDMI 2.1b x1
DP 2.1b x3
HDMI 2.1 x1
DP 1.4a x3
最大消費電力180W160W
165W
200W250W200W
システム
電源容量
600W550W650W650W600W
補助電源
コネクタ
8-pin X1
または300W以上の
PCIe Gen5
8-pin X1
または300W以上の
PCIe Gen5
8-pin X1
または250W以上の
PCIe Gen5
8-pin X2
または300W以上の
PCIe Gen5
8-pin X1
発売日2025年3月5日2023年5月24日2023年6月29日2025年3月5日2023年6月29日

DP:DisplayPort

RTX 4060 Tiから進化したところ
  • CUDAコア数:4352→4608で256増加(約4%増)
  • VRAM:GDDR6X→GDDR7(バージョンアップ)
  • メモリ帯域幅:288 GB/s→448 GB/sに増加(約55%増
  • DLSS:DLSS 3→DLSS 4(バージョンアップ)

RTX 5060 TiはRTX 4060 Tiより約28%性能が高いGPUです。RTX 3060 Tiと比べると約39%も性能アップしており、乗り換えを検討するには十分なバージョンアップと言えます。(3DMarkの比較)

新しく開発されたBlackwell アーキテクチャが採用され、VRAMもGDDR7にバージョンアップされました。

特にメモリ周りのバージョンアップを見るとRTX 4060 Tiとは別物のGPUで、さらにRTX 4070を上回る性能を持っています。

RTX 5060 Tiの消費電力は180WでRTX 4060 Tiの165Wより15W増加。消費電力が増加したことにより、システム電源容量が600W以上必要になりました。

VRAMやメモリ周りの仕様は大幅に強化されており、高グラフィックや高解像度でもフレームレートの上昇が期待できます。

また、DLSS 4へバージョンアップし、フレーム生成(FG)がマルチフレーム生成(MFG)対応になりました。RTX 40系に比べ、より高いフレームレートが出せる仕組みが実装されています。

ナオ

RTX 5060 TiとRTX 4060 Tiはどれぐらい性能が違うのか?結果は後ほど紹介するベンチマークをご覧ください!

RTX 5060 Tiの特徴

特徴
  • FHD(1920×1080)がメインターゲット
  • WQHD(2560×1440)もターゲットに入る高スペック
  • FHDで高フレームレートを維持し続けたゲームプレイができる
  • DLSS4とマルチフレーム生成(MFG)が利用可能
  • ガチプレイやゲーム配信ができるスペック
  • 最大消費電力は180W

RTX 5060 TiのターゲットはFHD~WQHD

RTX 5060はFHD(1920×1080)をメインターゲットとしたGPUですが、メモリ帯域幅の拡張によりWQHDでの動作も快適に行えるようになりました。

RTX系グラボリスト

FHDやWQHDではガチ勢やプロeスポーツプレイヤーが求める高フレームレートを維持し続けられ、PC性能を気にせずゲームに集中できます。WQHDでも設定次第で100fps以上の快適なゲームプレイが可能です。

DLSS4とマルチフレーム生成で高フレームレートプレイが可能!

RTX 5060 TiはDLSS 4+MFG(マルチフレーム生成)を搭載。ゲーム側が対応していれば大幅にフレームレートを引き上げ、スムーズにゲームプレイができる環境が作れます。

RTX 5060 Tiのマルチフレーム生成
サイバーパンク2077 FHD レイトレ・ウルトラ設定
ナオ

通常のFGでも80fps前後出ていて快適ですが、MFGを使えば200fpsも実現可能です!

DLSSの説明は、ここをクリック

DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAが開発したAIベースのレンダリング技術です。この技術は、低解像度の画像をAIを使って高解像度に変換し、GPUの負荷を下げることでゲームのフレームレートを向上させる技術です。

DLSSのメリット

  • 高解像度の映像を実現:低解像度でレンダリングした映像をAIが補完し、高解像度の映像を実現します。これにより、より美しいグラフィックを楽しむことができます。
  • フレームレートの向上:低解像度でレンダリングするため、GPUへの負荷が軽減され、フレームレートが向上します。これにより、よりスムーズなゲームプレイが可能です。
  • パフォーマンスの最適化:AIがリアルタイムで映像を補完するため、常に最適なパフォーマンスが発揮されます。

DLSSは、特に高解像度でのゲームプレイやリアルタイムレイトレーシングを行う際に効果を発揮し、より高品質な映像と快適なゲーム体験を提供します。

MFGの説明は、ここをクリック

フレーム生成(FG)はAIを活用して、実際にレンダリングされるフレームの間に新しいフレームを生成することで、フレームレートを向上させます。

RTX 50シリーズからマルチフレーム生成(MFG)が搭載され、いままでのFGより多くのフレーム生成が可能になりました。

これにより、最新のゲームでも高品質な映像と滑らかなフレームレートでプレイすることができ、ゲーミング体験がさらに向上します。

FGのメリット

  • フレームレートの大幅な向上:実際にレンダリングするフレームの数を増やすことなく、AIが中間フレームを生成することで、フレームレートを劇的に向上させます。これにより、より滑らかなゲームプレイが実現します。
  • 遅延の低減:フレームジェネレーションは、低遅延でフレームを生成するため、リアルタイム性が重要なゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。
  • ゲーム体験の向上:フレームジェネレーションを活用することで、視覚的な体験が向上し、特に動きの速いシーンやアクションが多いゲームで効果が顕著です。

FGのデメリット

  • 元のフレームレートが重要:元のフレームレートがあまりにも低い(20fpsなど)場合、FGを使ってもゲーム自体が重たいままのことがあります。FGは10~20fpsを60fpsに上げる機能ではなく、60fpsのゲームを100fpsにする機能と考えてください。
  • 画像が崩れることがある:フレーム生成はAI画像生成による補完技術です。そのため、ゲームのシーンによっては不正な画像を生成してしまうことがあり、画像のブレや表示崩れが起こることがあります。そのため、FPSシューター系などのゲームで使うのはおすすめできません。

RTX 5060 Tiはどんな人におすすめ?

  • FHDモニターを使う人
  • WQHDモニターで、グラフィックを多少落としても良い人
  • 高フレームレートでゲームをプレイしたい人
  • VRAMを多く使うゲームをプレイする人
  • AI画像生成やクリエイティブ作業をしたい人
  • 動画編集や3DCGをしている個人ユーザー

FHD環境なら、高フレームレートで快適にプレイできるGPUです。

WQHDモニターを使う場合も、モニター性能を活かせるPC環境を作ることができます。

RTX 5060 Ti 16GB版は市場価格が8万円~12万円台で高額なのが残念です。

RTX 30系以下のグラボから乗り換えをするなら、その効果を十分感じることができるでしょう。ただし、RTX 4060 Tiから乗り換えるのは費用対効果があまりよくありません。

ベンチマークで使うRTX 5060 Ti

今回使用するグラボは、ZOTAC GAMING GeForce RTX 5060 Ti 16GB Twin Edge OC 。2連ファン搭載のオーバークロックモデルです。

ZOTAC GAMING RTX 5060 Ti OC

厚さは41.6mmで、2スロットサイズになっています。

ZOTAC GAMING RTX 5060 Ti OC 横から

出力はHDMI(2.1b)が1つとDisplayPort(2.1b)が3つ。RTX50系から出力のバージョンが上がりました。

ZOTAC GAMING RTX 5060 Ti OC 出力ポート

電源コネクタは8ピンPCIe1つ。

ZOTAC GAMING RTX 5060 Ti OC 電源コネクタ

本体重量は約677gなので、VGAサポートは無くても大丈夫そうです。

ZOTAC GAMING RTX 5060 Ti OC 重さ
ナオ

RGBがないため光りません。少しゴツゴツした見た目のグラボです。

RTX 5060 Tiの価格情報

NVIDIAはRTX 5060 Tiの価格を69,800円からとしていますが、これはVRAM 8GB版を含めた価格です。

RTX 5060 Ti 最低価格
画像引用:NVIDIA公式HP

RTX 5060 Ti(16GB)の実売価格をまとめると、このようになりました。

グラRTX 5060 Ti(16GB)の価格調査価格
ZOTAC GAMING
GeForce RTX 5060 Ti 16GB Twin Edge OC
86,800円
平均価格96,288円
最低価格81,980円
※2025年4月24日現在 価格.com情報
ナオ

RTX 5060 Ti(16GB)の価格は、85,000円前後が目安かな・・・

3DMarkで性能チェック

3DMarkのロゴ

ベンチマークの定番「3DMARK」でRTX 5060 Tiの性能をチェックしました。

RTX 5060 TiはRTX 4060 Tiより約24%性能が高い結果です。

また、RTX 4070と比べても、わずか3%しか性能に差がありません

スクロールできます
5060 Ti4060 Ti407050703060 Tiテスト内容
Speed Way41193158438059102842DX12のテスト
Port Royal10318791010972144196661リアルタイム
レイトレーシング
SteelNomad36202891372049782541高性能PC用
検証スコア
Time Spy1530112927162402015211282フルHD
DX12
Time Spy
Extreme
703859377714956054424K
DX12
Fire Strike3673230702371824399026931FHD
DX11
Fire Strike
Extreme
1984515211201162742013582WQHD
DX11
Fire Strike
Ultra
9818749999941463571734K
DX11
総合
スコア
1067918623511031814106476454
ナオ

RTX 5060 TiはRTX 4070に近い性能です。しっかり進化していますね。

RTX 5060 Tiのゲーム性能ベンチマーク

ベンチマークを計測したPC環境はこちら。

スクロールできます
CPURyzen 7 7800X3D
GPURTX 4060 Ti(8GB)
RTX 5060 Ti(16GB)
RTX 4070(12GB)
RTX 5070(12GB)
マザーボードASRock
B650 Pro RS
メモリCORSAIR
DDR5-6000MHz 32GB

※4800MHzで駆動
SSD1TB Gen4
CPUクーラーDeepCool AK620
電源1000W

NVIDIA ドライバー 576.02で計測しています。

グラフィック設定は低設定やウルトラ設定など、ゲームによって軽い調整と重たい調整でベンチマークを取りました。

【軽量】エーペックスレジェンズ

Apex Legends メインイメージ
出典:Apex Legends

FPSゲームの中では処理負荷が低めのApex。公平なベンチマークを取るために、訓練場で、走る・撃つ・テルミット使用・ウルト使用を一連動作として計測しました。

Apexのフレームレート計測
スクロールできます

Apex FHD

FHD
3060 Ti272 fps
(118)
200 fps
(78)
4060 Ti289 fps
(126)
234 fps
(94)
5060 Ti293 fps
(151)
266 fps
(113)
4070295 fps
(165)
277 fps
(125)
5070296 fps
(185)
285 fps
(145)
※()内はテルミットを4つ重ねた時の最低fps

Apex WQHD

WQHD
3060 Ti228 fps
(62)
147 fps
(49)
4060 Ti258 fps
(73)
171 fps
(59)
5060 Ti271 fps
(78)
199 fps
(65)
4070278 fps
(103)
223 fps
(80)
5070285 fps
(127)
252 fps
(89)
※()内はテルミットを4つ重ねた時の最低fps

Apex 4K

4K
3060 Ti127 fps
(31)
86 fps
(26)
4060 Ti143 fps
(40)
96 fps
(30)
5060 Ti175 fps
(34)
119 fps
(33)
4070190 fps
(45)
128 fps
(41)
5070224 fps
(59)
150 fps
(43)
※()内はテルミットを4つ重ねた時の最低fps

低設定ならFHDで平均289fps。WQHDでも平均270fpsでプレイ可能です。

RTX 4070と比べても引けを取らない結果が出ており、進化していることが十分伝わります。

実際にゲームプレイを行いましたが、平均298fpsでプレイできました。ウルトを使っている最中でもフレームレートは落ちませんでした。

Apex 7800X3D 5060Ti FHD 低設定でゲーム
Apex FHD低設定でカジュアルマッチ

FHDならPC性能を気にせず遊べて、モニター性能も活かしたゲームプレイが可能です。

【軽量】FORTNITE

フォートナイト チャプター6

フォートナイト(チャプター6)はDirectX12の最低設定で計測しました。

実際にゲームプレイをして平均フレームレートを計測しています。

フォートナイト フレームレート計測

FORTNITEはバトルの状況によってフレームレートが大きく変化します。場合によっては下位グラボのスコアが良いことがあります。ここでの結果は参考としてご覧ください。

FORTNITE 最低設定

低設定FHDWQHD4K
3060 Ti340 fps
(164)
268 fps
(175)
146 fps
(84)
4060 Ti355 fps
(161)
304 fps
(178)
175 fps
(126)
5060 Ti380 fps
(176)
371 fps
(165)
206 fps
(129)
4070362 fps
(158)
379 fps
(222)
238 fps
(160)
5070357 fps
(162)
366 fps
(162)
266 fps
(133)
※()内は1% LOWの値

今回の計測では、FHDとWQHDで平均370fps以上と、とても高いフレームレートになりました。

低設定であれば4Kでも十分プレイ可能な結果です。

今回の結果から、どの解像度でも200fps以上出ることがわかります。

低設定がおすすめな理由

FORTNITEのグラフィック設定は低設定がおすすめです。

設定を低くすることで高いフレームレートが出せ、さらに視認性が上がります。

設定を高くすると草木がリアルになりますが、敵が見えにくくなってしまいます。

フォートナイト 最低設定と最高設定の見え方

プロのeスポーツプレイヤーは低設定かパフォーマンスモードでプレイされています。

画面のリアルさよりも、敵の見やすさやフレームレートを優先した低設定でプレイしましょう。

【中量】Call of Duty : Black Ops 6

Cod BO6

Cod:BO6はFPSの中では少し重めのゲームです。ゲーム中に実装されているベンチマークで計測しました。

グラフィック設定
グラフィックのプリセット最低
レンダリング解像度100
アップスケーリング
/シャープニング
FIDELITYFX CAS
強度:100
視野角100
Cod BO6 ベンチマーク

Cod 最低設定

最低設定FHDWQHD4K
3060 Ti168 fps
(122)
127 fps
(90)
77 fps
(53)
4060 Ti213 fps
(153)
150 fps
(109)
80 fps
(58)
5060 Ti237 fps
(172)
178 fps
(129)
105 fps
(75)
4070256 fps
(183)
194 fps
(140)
112 fps
(81)
5070287 fps
(207)
230 fps
(168)
146 fps
(102)
※()内は1% LOWの値

FHDで237fps、WQHDでも平均178fpsが目安です。

240fps張り付きまでは難しいかもしれませんが、プレイは十分快適です。

ナオ

高リフレッシュレートモニターの性能も十分引き出せますね!

【中量】FF14 黄金のレガシー

FF14 黄金のレガシー ベンチマークソフト
FF14 黄金のレガシー ベンチマークソフト

FF14は処理が軽めのMMOゲームです。専用ベンチマークソフトで計測しました。

FF14 ベンチマークソフト
スクロールできます

FF14 FHD

FHD標準品質最高品質
3060 Ti非常に快適
29113
(196)
非常に快適
17839
(127)
4060 Ti非常に快適
31075
(211)
非常に快適
19987
(141)
5060 Ti非常に快適
33585
(226)
非常に快適
22679
(158)
4070非常に快適
36888
(255)
非常に快適
25729
(180)
5070非常に快適
39372
(272)
非常に快適
30076
(211)
※()内は平均fps

FF14 WQHD

WQHD標準品質最高品質
3060 Ti非常に快適
19445
(133)
とても快適
12172
(87)
4060 Ti非常に快適
19420
(134)
とても快適
12449
(89)
5060 Ti非常に快適
22592
(152)
とても快適
14652
(104)
4070非常に快適
27496
(185)
非常に快適
17535
(124)
5070非常に快適
31455
(212)
非常に快適
22106
(153)
※()内は平均fps

FF14 4K

4K標準品質最高品質
3060 Ti快適
10598
(72)
快適
10278
(68)
4060 Ti快適
10583
(71)
快適
10366
(68)
5060 Tiとても快適
11147
(77)
快適
10472
(70)
4070非常に快適
13085
(91)
快適
10702
(72)
5070非常に快適
15762
(108)
とても快適
11349
(79)
※()内は平均fps

RTX 5060 TiはWQHD 標準品質まで「非常に快適」となりました。

FHDなら最高品質にしても平均150fps前後で快適なプレイが実現できます。

ナオ

ここまでスコアが高いなら、どの解像度でも快適にプレイできますね!

【重量】サイバーパンク2077

Cyberpunk2077 メインイメージ

PCゲームの中では重量級のサイバーパンク2077(Ver2.21)。ゲームに実装されているベンチマークで計測しました。

サイバーパンク2077 ベンチマークソフト
スクロールできます

サイバーパンク2077 FHD

FHDレイトレ
ウルトラ
3060 Ti129 fps
(108)
60 fps
(53)
4060 Ti155 fps
(126)
76 fps
(67)
5060 Ti175 fps
(142)
86 fps
(76)
4070194 fps
(154)
99 fps
(88)
5070210 fps
(162)
113 fps
(100)
※()内は最低fps

サイバーパンク2077 WQHD

WQHDレイトレ
ウルトラ
3060 Ti89 fps
(76)
46 fps
(37)
4060 Ti102 fps
(87)
57 fps
(50)
5060 Ti125 fps
(105)
67 fps
(60)
4070130 fps
(111)
77 fps
(68)
5070173 fps
(143)
89 fps
(80)
※()内は最低fps

サイバーパンク2077 4K

4Kレイトレ
ウルトラ
3060 Ti46 fps
(41)
30 fps
(27)
4060 Ti50 fps
(45)
32 fps
(26)
5060 Ti68 fps
(60)
43 fps
(39)
407065 fps
(58)
49 fps
(44)
507096 fps
(83)
59 fps
(53)
※()内は最低fps

FHDのレイトレウルトラでも平均86fpsが出せるので快適にプレイできます。

4Kでもギリギリ60fpsは出せますが、重たいシーンではカクツキを感じるため、WQHDまでのプレイがおすすめです。

DLSS4とMFGでfpsを上げる!

サイバーパンク2077はDLSS4とMFG(マルチフレーム生成)が使えるため、さらに快適さを上げることができます。

RTX 5060 Tiのマルチフレーム生成

FHD レイトレ・ウルトラ設定で80fps前後出ていますが、マルチフレーム生成を使うと200fpsを超えるほど高いフレームレートが実現できます。

ナオ

FGオンにするとフレームレートがさらに上がります。限界までフレームレートを出したいときに使ってみましょう!

【重量】モンスターハンターワイルズ

モンスターハンターワイルズ

製品版でアルシュベルド討伐を行い、ゲーム中の平均フレームレートを計測しています。

モンスターハンターワイルズ アルシュベルト

モンスターハンターワイルズのベンチマークソフトがありますが、実際のゲームプレイと結果が大きく乖離しているため使いません。

  • DLSSとフレーム生成をオンにしたベンチマーク計測結果です。
  • 3060 Tiはフレーム生成が使えないため、DLSSのみ。
  • 3060 Tiと4060 Tiのウルトラは、VRAM不足により計測不可能です。
スクロールできます

モンスターハンターワイルズ FHD

FHDウルトラ
3060 Ti55 fps
(41)
計測
不可
4060 Ti89 fps
(54)
計測
不可
5060 Ti104 fps
(57)
85 fps
(48)
4070118 fps
(69)
93 fps
(58)
5070138 fps
(73)
116 fps
(60)
※()内は1%LOW

モンスターハンターワイルズ WQHD

WQHDウルトラ
3060 Ti46 fps
(36)
計測
不可
4060 Ti76 fps
(50)
計測
不可
5060 Ti89 fps
(51)
70 fps
(45)
4070105 fps
(66)
88 fps
(57)
5070125 fps
(66)
101 fps
(60)
※()内は1%LOW

モンスターハンターワイルズ 4K

4Kウルトラ
3060 Ti37 fps
(15)
計測
不可
4060 Ti 61 fps
(43)
計測
不可
5060 Ti60 fps
(43)
48 fps
(30)
407078 fps
(55)
63 fps
(37)
5070100 fps
(60)
74 fps
(49)
※()内は1%LOW

モンスターハンターワイルズは、RTX 3060 Tiや4060 TiのようにVRAM 8GBではウルトラ設定でエラーが発生します。

RTX 5060 Ti 16GBではウルトラ設定にしてもVRAM不足になりません。また、4Kでもフレームレートは出ないものの、動作自体は可能です。

モンスターハンターワイルズはとても重たいゲームで、VRAMを大量に消費します。FHDであったとしてもRTX 5060 Tiなら16GB版がおすすめです。

ナオ

VRAM消費量が多いゲームのため、グラフィック設定を高くするには16GB版でないと厳しいです・・・

\高性能ゲーミングPC!/

RTX 5060 Tiの動画エンコード速度

DaVinci Resolveで30分の4K動画をAV1でエンコードし、その時間を計測した結果がこちらです。

バーが短いほど速い

RTX 3060 TiはAV1エンコード非対応のため計測不可。H.264エンコードの場合1967秒かかります。

RTX 5060 TiはRTX 4070より早いエンコードができることから、NVENCのバージョンアップが効いていることがわかります。

個人製作レベルであれば十分なエンコード速度が出せています。

ナオ

動画編集を仕事にしている方などは、RTX 50系で時間短縮ができそうですね。

\クリエイティブ系にも強い!/

RTX 5060 TiでStable Diffusionの速度計測

RTX 5070 Tiで生成したAI画像

AI画像生成のStable Diffusionで、画像生成時間を計測してみました。

グラフのバーが短いほど、画像生成速度が速いです。

RTX 50系全般に言えますが、予想に反して生成時間が遅くなりました。

RTX 50系の発売から間もなく、Web UI版のStable Diffusionのバージョンアップが間に合っていません。

今回のテストで使用したStable Diffusionもパフォーマンスが出ていないことが予想されます。

使用したStable Diffusion
  • version: f1.7.0-v1.10.1RC-latest-2163-g9367f970
  • python: 3.10.6
  • torch: 2.7.0.dev20250310+cu128
  • xformers: N/A
  • gradio: 3.41.2
  • checkpoint: c39257ca5d
ナオ

今回のテストでは、RTX 5060 Tiは遅い結果となりました。今後のバージョンアップで改善されることを願います。

RTX 5060 TiでYouTubeライブ配信テスト

Ryzen 7 7800X3DとRTX 5060 Ti搭載のPC1台でYouTubeライブ配信をしてみました。

Apexのチームデスマッチをプレイしています。

  • 配信:OBS
  • 解像度:FHD
  • ビットレート:15000 bps
  • 映像エンコーダ:NVIDIA NVENC AV1
  • Apexの設定:低

FHD・低設定でライブ配信をした結果

  • 平均fps:299fps
  • 最高fps:300fps
  • 最低fps:291fps

普通に走っているときで298fps前後。フレームレートはほとんど落ちません。

7800X3DとRTX 5060 TiでYouTubeライブ配信

至近距離の戦闘でも、295fps前後で撃ち合えます。

7800X3DとRTX 5060 TiでYouTubeライブ配信

処理が重めのハンティングビースト中でも290fps以上でプレイ可能。

7800X3DとRTX 5060 TiでYouTubeライブ配信

バトルを通して平均290fps以上でした。配信をしながらでも快適にプレイ可能です。

7800X3DとRTX 5060 TiでYouTubeライブ配信
ナオ

配信中もPC性能を気にせず、バトルに集中できますね!

\RTX 5060 Ti搭載/

RTX 5060 Tiのメリット・デメリット

メリットデメリット
FHDでは高フレームレートで遊べる
設定次第でWQHDでも十分使える
MFGでフレームレートをさらに上げられる
ガチ勢や配信者も満足できる高性能
配信しながらゲームプレイも快適
個人製作レベルのクリエイティブ作業も快適
特に16GB版の価格が高い
MFGに対応したゲームが少ない(今後増える)

RTX 5060 TiはFHDならガチ勢や実況配信者も満足できるGPUです。

WQHDモニターを使う場合も、グラフィック設定を調整すれば快適にゲームプレイが可能なスペックで、RTX 4070に近い性能を持っています。

今後はVRAM容量が必要になるゲームが増えると考えられるため、今から買うなら8GB版より16GB版がおすすめです。

RTX 4060 Tiからの乗り換えはコスパ的におすすめできません。RTX 3060 Ti以下のグラボからなら、GPU性能の進化を体感できるでしょう。

ナオ

価格が高すぎるのが残念。せめて7.5万円ぐらいなら他GPUと戦えるのに・・・

RTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCとグラボ検索リンク

メーカー
商品名
仕様特徴
落ち着いた見た目のPC!
ツクモ ミドルタワー
G-GEAR
GE7A-E251/B

参考価格:
260,800
CPU:Ryzen 7 7800X3D
CPUクーラー:空冷
グラボ:RTX5060Ti
チップセット:B650
SSD:NVMe 1TB
メモリ:DDR5 32GB
電源:600W BLONZE
送料:2,200円
※リンク先でCPUとGPUをカスタマイズ
公式サイトを見る
落ち着いた見た目のPC。
RGBや派手な見た目が苦手な方にピッタリ。
落ち着いた見た目で、どんなお部屋にも
マッチするデザインです。
店舗もあるので、相談しやすいショップです。
高い満足感
美しいPC!
影界

STORM 影界
STORM
EK-97X56Ti16

参考価格:
 269,800
CPU:Ryzen7 9700X
CPUクーラー:
画像表示機能付き水冷240mm
グラボ:RTX 5060 Ti
チップセット:B650
SSD:1TB
メモリ:DDR5 32GB
電源:850W
送料2,200円
>>影界のレビュー記事はこちら
公式サイトを見る
見た目もこだわったインテリアPC!
影界は270°強化ガラスで見た目もスタイリッシュ。
電源容量も余裕があり、将来のカスタマイズにも対応できます。
性能はもちろん、見た目もこだわったPCです。
納期が早い
最短翌日出荷!

ドスパラ ゲーミングパソコン
GALLERIA
XA7R-R56T

参考価格:
279,980
CPU:Ryzen 7 7800X3D
CPUクーラー:水冷
グラボ:RTX5060Ti
チップセット:B650
SSD:1TB
メモリ:DDR5 32GB
電源:750W GOLD
送料:3,300円
沖縄・離島は6,600円
公式サイトを見る
ゲームに強いCPU搭載。
Ryzen 7 7800X3Dはゲームに強いCPUです。
グラボ性能を最大限に引き出せます。
マイクラとXBOX Game Pass付き。
到着してすぐに遊びたい人におすすめです。

お部屋にマッチしやすい落ち着いた見た目!

ツクモ ミドルタワー

G-GEAR GE7A-E251/B

参考価格:260,800円+送料2,200円

  • Ryzen 7 9800X3D
  • 空冷サイドフロー
  • RTX5070(12GB)
  • DDR5 32GB
  • NVMe SSD 1TB

落ち着いた見た目のPCは、どんなお部屋にもマッチするデザインです。

実店舗もあるため、パーツの増設やトラブル時に直接相談できるのは嬉しいですね。

\落ち着いたデザインのPC/

STORMの影界!性能はもちろん、インテリアとしても魅せる!

STORM 影界

STORM EK-97X56Ti16

参考価格 269,800+送料2,200円

  • Ryzen 7 9700X
  • 水冷CPUクーラー
  • RTX 5060 Ti(16GB)
  • DDR5 32GB
  • NVMe SSD 1TB

STORMのPCは電源に余裕を持たせてあるので、将来のアップグレードにも十分対応可能。

PCケースはもちろん、大型化された画像表示機能付き簡易水冷CPUクーラーの美しさには驚きます!

性能にも見た目にもこだわった満足度が高いゲーミングPCです!

>>影界のレビューを見たい方はこちらから

\お部屋がお洒落に!インテリアPC!/

ナノダイヤモンドグリスにアップグレード中

ゲームに強いRyzen 7 7800X3D搭載!

ドスパラ ゲーミングパソコン

GALLERIA XA7R-R57

参考価格:289,980+送料3,300円

  • Ryzen 7 7800X3D
  • 水冷CPUクーラー
  • RTX5070(12GB)
  • DDR5 32GB
  • NVMe SSD 1TB

CPUにRyzen 7 7800X3Dを搭載しており、ゲーミング性能が非常に高いです。

増設用M.2 SSDが2つあるので、ゲームやクリエイティブ系ソフトをたくさんインストールするなら増設しておくと良いでしょう。

ドスパラは納期が早めなので、すぐにゲームがしたい人におすすめです!

\快適なゲームライフが送れる!/

BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

コメント

コメントする

目次