NVIDIA Geforce RTX 5060とRTX 5060 Ti(16GB)はどのぐらい性能に差があるのか?
ゲーム別ベンチマークやクリエイティブ性能を比較しどのぐらい違うかまとめました。

5060と5060 Tiはどっちが良いかな?
こんなお悩みをお持ちの方は、この記事を読んでグラボやゲーミングPCの購入に役立ててください。
\先にゲーム性能を見たい方はこちら!/
RTX 5060とRTX 5060 Ti、どちらがあなたに合っている?
それぞれの特徴を細かく見る前に、まずはざっくり選びたい方はこちらの表を参考にしてください。
RTX 5060 | RTX 5060 Ti | |
---|---|---|
メイン解像度 | FHD | FHD |
プレイスタイル | ライトゲーマー | ライト〜中級ゲーマー |
動画編集・AI処理 | 趣味レベル | 趣味レベル |
重視ポイント | 予算重視 | 性能重視 |
使用目的 | ゲーム中心 | ゲーム+クリエイティブ |

この表を参考にしながら、次のセクションでは仕様や特徴を詳しく見ていきましょう。
RTX 5060と5060 Tiの仕様と特徴

RTX 5060 | RTX 5060 Ti | |
---|---|---|
GPUコア | GB206 | GB206 |
CUDAコア数 | 3840 | 4608 |
ブースト クロック | 2.50 GHz | 2.57 GHz |
ベース クロック | 2.28 GHz | 2.41 GHz |
VRAM | 8GB GDDR7 | 8GB/16GB GDDR7 |
メモリ スピード | 28Gbps | 28Gbps |
メモリバス幅 | 128-bit | 128-bit |
メモリ帯域幅 | 448 GB/s | 448 GB/s |
L2キャッシュ | 24MB | 32MB |
DLSS | DLSS 4 | DLSS 4 |
NVENC | 第9世代×1 | 第9世代×1 |
バス | PCIe 5.0 x8 | PCIe 5.0 x8 |
ポート | HDMI 2.1b x1 DP 2.1b x3 | HDMI 2.1b x1 DP 2.1b x3 |
最大消費電力 | 145W | 180W |
システム 電源容量 | 550W | 600W |
補助電源 コネクタ | 8-pin X1 または300W以上の PCIe Gen5 | 8-pin X1 または300W以上の PCIe Gen5 |
発売日 | 2025年5月20日 | 2025年4月15日 |
RTX 5060シリーズは新しく開発されたBlackwellアーキテクチャが採用され、VRAMもGDDR7が採用されています。
CUDAコア数はRTX 5060が3840に対し、RTX 5060 Tiが4608で768個多く搭載されています。
RTX 5060はVRAM 8GBに対し、RTX 5060 TiはVRAM 8GB版と16GB版の2種類あり、選択の幅が広いです。

5060 Ti 8GB版はFHDで通常画質。高画質やレイトレーシングを使うなら16GB版という風に選択するといいですね。
VRAM周りの基本仕様に違いはありませんが、RTX 5060 Tiの方がL2キャッシュだけ32MBに増強されています。
最大消費電力はRTX 5060が145W。RTX 5060 Tiが180Wで35W高く、システム電源容量も600Wで少し大きめの電源ユニットが必要です。

RTX 5060とRTX 5060 Tiはどれぐらい性能が違うのか?結果は後ほど紹介するベンチマークをご覧ください!
DLSS4とマルチフレーム生成で高フレームレートプレイが可能!
RTX 5060 TiはDLSS 4+MFG(マルチフレーム生成)を搭載。ゲーム側が対応していれば大幅にフレームレートを引き上げ、スムーズにゲームプレイができる環境が作れます。


通常でも70fps前後出ていて快適ですが、MFGを使えば200fpsも実現可能です!
DLSSの説明は、ここをクリック
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAが開発したAIベースのレンダリング技術です。DLSSは、低解像度の画像をAIを使って高解像度に変換し、GPUの負荷を下げることでゲームのフレームレートを向上させる技術です。
DLSSのメリット
- 高解像度の映像を実現:低解像度でレンダリングした映像をAIが補完し、高解像度の映像を実現します。これにより、より美しいグラフィックを楽しむことができます。
- フレームレートの向上:低解像度でレンダリングするため、GPUへの負荷が軽減され、フレームレートが向上します。これにより、よりスムーズなゲームプレイが可能です。
- パフォーマンスの最適化:AIがリアルタイムで映像を補完するため、常に最適なパフォーマンスが発揮されます。
DLSSは、特に高解像度でのゲームプレイやリアルタイムレイトレーシングを行う際に効果を発揮し、より高品質な映像と快適なゲーム体験を提供します。
MFGの説明は、ここをクリック
フレーム生成(FG)はAIを活用して、実際にレンダリングされるフレームの間に新しいフレームを生成することで、フレームレートを向上させます。
RTX 50シリーズからマルチフレーム生成(MFG)が搭載され、いままでのFGより多くのフレーム生成が可能になりました。
これにより、最新のゲームでも高品質な映像と滑らかなフレームレートでプレイすることができ、ゲーミング体験がさらに向上します。
FGのメリット
- フレームレートの大幅な向上:実際にレンダリングするフレームの数を増やすことなく、AIが中間フレームを生成することで、フレームレートを劇的に向上させます。これにより、より滑らかなゲームプレイが実現します。
- 遅延の低減:フレームジェネレーションは、低遅延でフレームを生成するため、リアルタイム性が重要なゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。
- ゲーム体験の向上:フレームジェネレーションを活用することで、視覚的な体験が向上し、特に動きの速いシーンやアクションが多いゲームで効果が顕著です。
FGのデメリット
- 元のフレームレートが重要:元のフレームレートがあまりにも低い(20fpsなど)場合、FGを使ってもゲーム自体が重たいままのことがあります。FGは10~20fpsを60fpsに上げる機能ではなく、60fpsのゲームを100fpsにする機能と考えてください。
- 画像が崩れることがある:フレーム生成はAI画像生成による補完技術です。そのため、ゲームのシーンによっては不正な画像を生成してしまうことがあり、画像のブレや表示崩れが起こることがあります。そのため、FPSシューター系などのゲームで使うのはおすすめできません。
RTX 5060とRTX 5060 Ti 16GBの選び方
以下は、実際に各GPUを使ってまとめたターゲット解像度の表です。

- RTX 5060:FHD(1920×1080)がメインターゲット。中画質向け。
- RTX 5060 Ti 16GB:FHD(1920×1080)がメインターゲット。設定次第でWQHDでも使える。
RTX 5060とRTX 5060 TiはFHDがメインターゲットです。FPSシューター系や軽いゲームはRTX 5060。ゲーム以外にクリエイティブ系も快適にするなら、RTX 5060 Tiがおすすめです。
FHD・通常画質で快適に遊びたい人はRTX 5060

- FHDでApexやFORTNITEなど、FPSシューターをプレイする人
- ゲームで最高画質・最高フレームレートにこだわらない人
- 予算を抑えたい人
- DLSSやMFGに対応したゲームで遊びたい人
- 趣味でAI画像生成やYouTube動画編集などをする人
RTX 5060のターゲット解像度はFHD(1920×1080)。通常画質で快適にゲームプレイができます。
最近、VRAM 8GBは意味がない、ゴミだとひどい扱いをされていますが、そのような事を言う人は使い方が間違っていると言わざるを得ません。
そもそもVRAMを使い切るような設定で使うGPUではないので、勘違いをしないようにしてほしいです。
動画エンコードやクリエイティブ系処理の速度はそれほど速くありませんが、時間がかかっても良いなら5060で十分対応可能です。
RTX 5060は、FHDゲームや趣味でクリエイティブ作業をする人におすすめです。

FHDゲームやクリエイティブ系で最高画質や高フレームレートを求めないならRTX 5060はありです。
>>RTX 5060を詳しくレビューした記事では、RTX4060・4060Tiとの比較もしています。ぜひご覧ください。

FHD・高画質で快適に遊びたい人はRTX 5060 Ti 16GB

- FHDでApexやFORTNITEなど、FPSシューターをプレイする人
- FHD・高画質設定で遊びたい人
- WQHDモニターで、ゲームのグラフィックを下げても良い人
- 予算を少しでも抑えたい人
- DLSSやMFGに対応したゲームで快適に遊びたい人
- 趣味でAI画像生成やYouTube動画編集などをする人
FHD(1920×1080)がメインターゲットですが、設定を調整すれば、WQHDゲームも快適にプレイできます。
また、モンスターハンターワイルズのようなVRAM消費量が大きいゲームにも向いています。
また、AI画像生成で高解像度画像を作成するときにもVRAM容量が重要で、16GBあれば4Kクラスの画像も生成が可能になります。
動画エンコードやクリエイティブ系処理の速度はそれほど速くありませんが、時間がかかっても良いなら5060 Tiでも十分対応可能です。
RTX 5060 Tiは、FHDで重たいゲームや趣味でクリエイティブ作業をする人におすすめです。

FHDで重たいゲームやVRAM消費量の大きなクリエイティブ系作業をするならRTX 5060 Ti 16GBが有利になります。
>>RTX 5060 Ti 16GBを詳しくレビューした記事では、RTX4070との比較もしています。ぜひご覧ください。

RTX 5060とRTX 5060 Ti 16GBの価格を比較
RTX 5060とRTX 5060 Tiの実売価格をまとめると、このようになります。
RTX 5060 | RTX 5060 Ti 16GB | |
---|---|---|
最低価格 | 52,980円 | 78,800円 |
平均価格 | 59,583円 | 92,740円 |
NVIDIA発表価格 | 55,800円より | 69,800円より |
RTX 5060とRTX 5060 Tiの価格差は約2.5万円です。
かなり価格差が大きいため、以下の点を考えて機種選定をすると良いでしょう。
- 2.5万円足してでもVRAM 16GBが必要か
- 5060 Tiのパフォーマンスが必要か
- 予算オーバーと感じないか

ほんとうに5060 Ti 16GBのパフォーマンスが必要かを考えてください。
3DMarkでGPUの性能比較

ベンチマークの定番「3DMARK」で性能をチェックしました。
RTX 5060よりRTX 5060 Tiの方が約14.5%性能が高いです。
5060 | 5060 Ti 16GB版 | テスト内容 | |
---|---|---|---|
Speed Way | 3424 | 4119 | DX12のテスト |
Port Royal | 8462 | 10318 | リアルタイム レイトレーシング |
SteelNomad | 3113 | 3620 | 高性能PC用 検証スコア |
Time Spy | 13291 | 15301 | フルHD DX12 |
Time Spy Extreme | 6151 | 7038 | 4K DX12 |
Fire Strike | 33080 | 36732 | FHD DX11 |
Fire Strike Extreme | 17195 | 19845 | WQHD DX11 |
Fire Strike Ultra | 8470 | 9818 | 4K DX11 |
スコア | 総合93186 | 106791 |

RTX 5060とRTX 5060 Tiの性能差は、ゲームやクリエイティブでも差が出てきます。ベンチマークを見ていきましょう!
ゲーム性能を比較
ベンチマークを計測したPC環境はこちら。
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
GPU | RTX 5060(8GB) RTX 5060 Ti(16GB) |
マザーボード | ASRock B650 Pro RS |
メモリ | CORSAIR DDR5-6000MHz 32GB ※4800MHzで駆動 |
SSD | 1TB Gen4 |
CPUクーラー | DeepCool AK620 |
電源 | 1000W |
グラフィック設定は低設定やウルトラ設定など、ゲームによって軽い調整と重たい調整でベンチマークを取りました。
- 【軽量】エーペックスレジェンズ
- 【軽量】FORTNITE
- 【中量】Call of Duty : Black Ops 6
- 【中量】FF14 黄金のレガシー
- 【重量】サイバーパンク2077
- 【重量】モンスターハンターワイルズ
【軽量】エーペックスレジェンズ

FPSゲームの中では処理負荷が低めのApex。公平なベンチマークを取るために、訓練場で、走る・撃つ・テルミット使用・ウルト使用を一連動作として計測しました。

Apex FHD
FHD | 低 | 高 |
---|---|---|
4060 | 276 fps (102) | 191 fps (77) |
5060 | 285 fps (116) | 236 fps (89) |
4060 Ti | 289 fps (126) | 234 fps (94) |
5060 Ti | 293 fps (151) | 266 fps (113) |
Apex WQHD
WQHD | 低 | 高 |
---|---|---|
4060 | 220 fps (59) | 140 fps (47) |
5060 | 255 fps (67) | 174 fps (57) |
4060 Ti | 258 fps (73) | 171 fps (59) |
5060 Ti | 271 fps (78) | 199 fps (65) |
Apex 4K
4K | 低 | 高 |
---|---|---|
4060 | 117 fps (27) | 79 fps (26) |
5060 | 146 fps (33) | 100 fps (28) |
4060 Ti | 143 fps (40) | 96 fps (30) |
5060 Ti | 175 fps (34) | 119 fps (33) |
RTX 5060とRTX 5060 Ti 16GBはFHD・WQHDで平均200fpsを超えるパフォーマンスを発揮します。
FHDにおいては、5060で285fps。5060 Tiで293fpsと、8fpsほどの差しかありません。
負荷を高めた最低フレームレートは35fpsほど差が開きますが、実際のゲームでこのような状況になるシーンは少なく、ほとんどの場合RTX 5060で十分なパフォーマンスが得られます。
RTX 5060で実際にゲームプレイをしたときの画像です。

このバトルでは、ゲーム終了終了まで平均298fpsでプレイできました。プレイ中はカクツキなどを感じることはなく、非常に快適にプレイができました。

ApexをFHD 低設定でプレイするなら、RTX 5060で十分です。
【軽量】FORTNITE

フォートナイト(チャプター6)はDirectX12の最低設定で計測しました。
実際にゲームプレイをして平均フレームレートを計測しています。

FORTNITE 低設定
低設定 | FHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|
4060 | 334 fps (169) | 248 fps (136) | 139 fps (93) |
5060 | 356 fps (168) | 304 fps (159) | 159 fps (88) |
4060 Ti | 355 fps (161) | 304 fps (178) | 175 fps (126) |
5060 Ti | 380 fps (176) | 371 fps (165) | 206 fps (129) |
今回の計測では、FHDとWQHDで平均300fps以上で、とても高いフレームレートになりました。
低設定であれば4Kでも十分プレイ可能な範囲です。
今回の結果から、フォートナイトはRTX 5060で十分快適に遊べます。
低設定がおすすめな理由
FORTNITEのグラフィック設定は低設定がおすすめです。
設定を低くすることで高いフレームレートが出せ、さらに視認性が上がります。
設定を高くすると草木がリアルになりますが、敵が見えにくくなってしまいます。

プロのeスポーツプレイヤーは低設定かパフォーマンスモードでプレイされています。
画面のリアルさよりも、敵の見やすさやフレームレートを優先した低設定でプレイしましょう。
【中量】Call of Duty : Black Ops 6

Cod:BO6はFPSの中では少し重めのゲームです。ゲーム中に実装されているベンチマークで計測しました。
グラフィック設定 | |
---|---|
グラフィックのプリセット | 最低 |
レンダリング解像度 | 100 |
アップスケーリング /シャープニング | FIDELITYFX CAS 強度:100 |
視野角 | 100 |

Cod 最低設定
最低設定 | FHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|
4060 | 177 fps (128) | 121 fps (87) | 67 fps (47) |
5060 | 200 fps (144) | 147 fps (105) | 89 fps (63) |
4060 Ti | 213 fps (153) | 150 fps (109) | 80 fps (58) |
5060 Ti | 237 fps (172) | 178 fps (129) | 105 fps (75) |
RTX 5060はFHDで200fps、RTX 5060 Tiは237fpsでプレイできます。
どちらを選ぶかは、使用するモニターを基準に考えると良いでしょう。
- FHD 144HzモニターならRTX 5060
- FHD 240HzモニターならRTX 5060 Ti
RTX 5060で実際にゲームをプレイすると、ベンチマークより高い平均237fpsでプレイできました。


FHD・高リフレッシュレートモニターの性能も十分引き出せますね!
【中量】FF14 黄金のレガシー

FF14は処理が軽めのMMOゲームです。専用ベンチマークソフトで計測しました。

FF14 FHD
FHD | 標準品質 | 最高品質 |
---|---|---|
4060 | 非常に快適 27883 (189) | 非常に快適 16780 (121) |
5060 | 非常に快適 31473 (210) | 非常に快適 20565 (144) |
4060 Ti | 非常に快適 31075 (211) | 非常に快適 19987 (141) |
5060 Ti | 非常に快適 33585 (226) | 非常に快適 22679 (158) |
FF14 WQHD
WQHD | 標準品質 | 最高品質 |
---|---|---|
4060 | 非常に快適 16704 (116) | とても快適 11487 (81) |
5060 | 非常に快適 20077 (136) | とても快適 13079 (93) |
4060 Ti | 非常に快適 19420 (134) | とても快適 12449 (89) |
5060 Ti | 非常に快適 22592 (152) | とても快適 14652 (104) |
FF14 4K
WQHD | 標準品質 | 最高品質 |
---|---|---|
4060 | 快適 10391 (69) | 快適 9795 (65) |
5060 | 快適 10614 (72) | 快適 10357 (68) |
4060 Ti | 快適 10583 (71) | 快適 10366 (68) |
5060 Ti | とても快適 11147 (77) | 快適 10472 (70) |
RTX 5060と5060 Ti共にWQHD 標準品質まで「非常に快適」となりました。
RTX 5060と5060 Tiを比べると10~15fpsほど差がありますが、FHDの場合で210fpsと226fpsの差。もともと200fps以上出ていて快適なので、その差に意味はありません。
FF14はVRAM消費量も多くないため、RTX 5060で快適にプレイすることができます。

FF14は軽めのゲームなので、5060で問題なくプレイできます。
【重量】サイバーパンク2077

PCゲームの中では重量級のサイバーパンク2077(Ver2.21)。ゲームに実装されているベンチマークで計測しました。

サイバーパンク2077 FHD
FHD | 高 | レイトレ ウルトラ |
---|---|---|
4060 | 130 fps (107) | 63 fps (55) |
5060 | 145 fps (116) | 67 fps (53) |
4060 Ti | 155 fps (126) | 76 fps (67) |
5060 Ti | 175 fps (142) | 86 fps (76) |
サイバーパンク2077 WQHD
WQHD | 高 | レイトレ ウルトラ |
---|---|---|
4060 | 82 fps (71) | 43 fps (34) |
5060 | 105 fps (87) | 56 fps (49) |
4060 Ti | 102 fps (87) | 57 fps (50) |
5060 Ti | 125 fps (105) | 67 fps (60) |
サイバーパンク2077 4K
4K | 高 | レイトレ ウルトラ |
---|---|---|
4060 | 40 fps (36) | 27 fps (23) |
5060 | 55 fps (49) | 35 fps (31) |
4060 Ti | 50 fps (45) | 32 fps (26) |
5060 Ti | 68 fps (60) | 43 fps (39) |
サイバーパンクは重たいゲームで、特にレイトレーシングを使うと激重になります。
レイトレーシングを使わない高設定ならRTX 5060のFHDで140fps以上のプレイが可能。
RTX 5060 Tiにすると平均175fpsの高フレームレートが出せます。
ただし、サイバーパンクはFPSシューター系と違い、高フレームレートだからと言ってゲームが有利になるわけではありません。
RTX 5060の高設定で140fps以上出ているので、十分快適にプレイできます。
ただし、RTX 5060でレイトレーシング・ウルトラにすると画面のカクツキやモタツキが出てきて、ストレスを感じることは間違いありません。
- 高設定で問題なければRTX 5060
- レイトレーシング・ウルトラでプレイするなら、RTX 5060 Ti 16GB

レイトレでもレイトレ・中ならスムーズなゲームプレイが可能です。さらにMFGを使えば、高フレームレートでプレイできます。
DLSS4とMFGでfpsを上げる!
サイバーパンク2077はDLSS4とMFG(マルチフレーム生成)が使えるため、さらに快適さを上げることができます。
ここでは、RTX 5060でMFGなしとありでフレームレートを計測してみました。
※レイトレ・ウルトラ設定は重たすぎるため、レイトレ・中設定で計測しています

FHD レイトレ・中設定で70fps前後出ていますが、マルチフレーム生成を使うと200fpsを超えるほど高いフレームレートが実現できます。

FGオンにするとフレームレートがさらに上がります。限界までフレームレートを出したいときに使ってみましょう!
【重量】モンスターハンターワイルズ

製品版でアルシュベルド討伐を行い、ゲーム中の平均フレームレートを計測しています。

- DLSSとフレーム生成をオンにしたベンチマーク計測結果です。
- RTX 5060の高設定以上はVRAM不足になるため、中設定のみ計測しています。
モンスターハンターワイルズ 中設定
中設定 | FHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|
4060 | 80 fps (53) | 68 fps (48) | 56 fps (49) |
5060 | 95 fps (54) | 87 fps (56) | 59 fps (36) |
4060 Ti | 89 fps (54) | 76 fps (50) | 61 fps (43) |
5060 Ti | 104 fps (57) | 89 fps (51) | 60 fps (43) |
RTX 5060はFHDの中設定で平均95fpsになり、快適にプレイできます。
RTX 5060 Tiにすると100fpsを超えますが、プレイ中の体感に差はありませんでした。
RTX 5060はVRAMが8GBのため、高設定以上にするとVRAM不足警告がでることがあります。

モンスターハンターワイルズはとても重たいゲームで、VRAMを大量に消費します。FHDであったとしても高画質を求めるならRTX 5060 Ti(16GB版)やRTX 5070がおすすめです。

VRAM消費量が多いです。グラフィック設定を高くするにはVRAM 12GB以上ないと厳しいです・・・
\高性能ゲーミングPC!/
クリエイティブ性能を比較
RTX 5060とRTX 5060 Tiのクリエイティブ性能を計測しました。
AV1による動画エンコードやCUDA性能をフルに使うStable Diffuisonなど、RTX 50系のクリエイティブ性能をご覧ください。
動画エンコード速度

DaVinci Resolveで30分の4K動画をAV1でエンコードし、その時間を計測した結果がこちらです。
RTX 5060はRTX 4060 Tiより早いエンコードができることから、NVENCのバージョンアップが効いていることがわかります。
RTX 5060と5060 Tiのエンコード速度は同等で、単純なエンコード目的であればRTX 5060で問題ありません。
個人製作レベルであれば十分なエンコード速度が出せています。

動画編集を仕事にしている方などは、RTX 50系で時間短縮ができそうですね。
\クリエイティブ系にも強い!/
Stable Diffusionの速度計測

AI画像生成のStable Diffusionで、画像生成時間を計測してみました。
グラフのバーが短いほど、画像生成速度が速いです。
Stable Diffusionの処理速度はCUDAコアの数やVRAMの量に影響するため、GPUのグレードが上がるほど生成速度も速くなります。
特に大きなサイズの画像を生成するときにGPUグレードの影響が大きいです。
大きなサイズの画像生成をするなら、RTX 5060 Tiがおすすめです。
- version: f1.7.0-v1.10.1RC-latest-2163-g9367f970
- python: 3.10.6
- torch: 2.7.0.dev20250310+cu128
- xformers: N/A
- gradio: 3.41.2
- checkpoint: c39257ca5d

RTX 5060の速度は遅いですが、時間をかければ生成はできます。生成時間を取るか、予算を取るか検討が必要ですね。
Blenderのレンダリング速度計測
Blenderで実際にシーンをレンダリングし、レンダリングにかかった時間をチェックします。

- レンダリング解像度:4K
- レンダラー:Cycles
- サンプルファイル:Blender 2.83 LTS
Blenderでは、RTX 5060よりRTX 5060 Tiの方が速くレンダリングが完了します。
3DCGのレンダリングはCUDAコアを使うことでレンダリングを速めることができるため、RTX系GPUが得意な処理と言えます。
- 趣味レベルならRTX 5060
- 速度を求めるならRTX 5060 Ti
どちらにしても、RTX 5060シリーズは趣味レベルの3DCG制作なら難なくこなせるGPUです。

ゲームだけでなくクリエイティブにも強いGPUですね!
おすすめゲーミングPC
RTX 5060とRTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC一覧です。グラボをお探しの方は、ゲーミングPCリストの下にある検索用リンクをご利用ください。
- RTX 5060搭載PC:FHD~WQHDゲームが超快適、クリエイティブも楽々
- RTX 5060 Ti搭載PC:FHDゲームをプレイするならこれ
RTX 5060搭載PC
メーカー 商品名 | 仕様 | 特徴 |
---|---|---|
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一押し! 高コスパPC! ![]() G-GEAR Aim GB7A-D251/B 参考価格: 192,800円 | CPU:Ryzen 7 7700 CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX 5060 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:600W BLONZE 送料:2,200円 ※リンク先でGPUをカスタマイズ 公式サイトを見る | 小型でもパワフルなPC。 ライティングが無いシンプルなPCです。 ミニタワーで小型ですが、性能はバッチリ。 小さめのPCが欲しい方におすすめです。 |
当記事と 同等のCPU! ![]() G-GEAR Aim GB7A-D252/B 参考価格: 220,300円 | CPU:Ryzen7 7800X3D CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX 5060 チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:850W GOLD 送料:2,200円 ※リンク先でGPUをカスタマイズ 公式サイトを見る | 7800X3D搭載でゲームに強い。 ライティングが無いシンプルなPCです。 ミニタワーで小型ですが、性能はバッチリ。 小さめのPCが欲しい方におすすめです。 |
最短翌日出荷!![]() GALLERIA XA7R-R56 参考価格: 224,980円 | CPU:Ryzen 7 7800X3D CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX 5060 チップセット:B650 SSD:1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:750W GOLD 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | ゲームに強いCPU搭載。 Ryzen 7 7800X3Dはゲームに強いCPUです。 グラボ性能を最大限に引き出せます。 |
NEXTGEAR JG-A7G60
参考価格:189,800円(税込み、送料無料)
- Ryzen 7 7700
- 簡易水冷 240mm
- RTX 5060
- DDR5 16GB
- NVMe SSD 1TB
FHDで快適にPCゲームが楽しめます。
SSDが標準で1TB搭載されているので、しばらくは容量不足になりません。
この価格にして簡易水冷CPUクーラー搭載。ケースも冷却効率が高い構造で熱対策もバッチリ。
3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポートが付いているので、初心者の方でも安心です。
\ゲームが超快適!送料無料!/
NEXTGEARはオンライン・直営店限定販売です
3年間センドバック修理保証
24時間×365日電話サポート付き!
RTX 5060ショップ別グラボ検索
RTX 5060 Ti搭載PC
メーカー 商品名 | 仕様 | 特徴 |
---|---|---|
充実サポートで初心者も安心!![]() JG-A7G6T 参考価格: 209,800円 | CPU:Ryzen 7 7700 CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX 5060 Ti 16GB チップセット:A620 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 16GB 電源:750W BRONZE 送料無料 公式サイトを見る >>NEXGEARの記事はこちら | サポートがとても充実。 24時間電話対応や3年保障がある。 特に初心者は安心です。 この価格で水冷CPUクーラー付属。 少しファンの音が大きめです。 配信ではファンの音を拾わないように 気を付けましょう |
マイクラ付きで すぐ遊べる! ![]() GALLERIA RM7R-R56T 参考価格: 209,980円 | CPU:Ryzen 7 7700 CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX 5060 Ti 16GB チップセット:A620 SSD:500GB メモリ:DDR5 16GB 電源:650W BLONZE 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | コストを抑えてすぐに遊びたい。 マイクラとPC GAME PASS付属ですぐ遊べます。 SSDとメモリ搭載量は少なめなので、重たいゲームを 遊ぶなら購入時に増設しておくとよいでしょう。 納期が早く、すぐに遊びたい人におすすめです。 |
一押し! 高コスパPC! ![]() G-GEAR Aim GB7A-D251/B 参考価格: 219,800円 | CPU:Ryzen 7 7700 CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX 5060 Ti 16GB チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:600W BLONZE 送料:2,200円 ※リンク先でCPUとGPUをカスタマイズ 公式サイトを見る | 小型でもパワフルなPC。 ライティングが無いシンプルなPCです。 ミニタワーで小型ですが、性能はバッチリ。 小さめのPCが欲しい方におすすめです。 |
落ち着いた見た目のPC!![]() G-GEAR GE7A-E251/B 参考価格: 224,800円 | CPU:Ryzen 7 7800X3D CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX 5060 Ti 16GB チップセット:B650 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:600W BLONZE 送料:2,200円 ※リンク先でCPUとGPUをカスタマイズ 公式サイトを見る | 落ち着いた見た目のPC。 RGBや派手な見た目が苦手な方にピッタリ。 落ち着いた見た目で、どんなお部屋にも マッチするデザインです。 店舗もあるので、相談しやすいショップです。 |
高い満足感 美しいPC! 影界! ![]() STORM EK-97X56Ti16 参考価格: 279,800円 | CPU:Ryzen7 7800X3D CPUクーラー: 画像表示機能付き水冷240mm グラボ:RTX 5060 Ti 16GB チップセット:B650 SSD:1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:850W 送料2,200円 >>影界のレビュー記事はこちら 公式サイトを見る | 見た目もこだわったインテリアPC! 影界は270°強化ガラスで見た目もスタイリッシュ。 電源容量も余裕があり、将来のカスタマイズにも対応できます。 性能はもちろん、見た目もこだわったPCです。 |
納期が早い! 最短翌日出荷! ![]() GALLERIA XA7R-R56T 参考価格: 279,980円 | CPU:Ryzen 7 7800X3D CPUクーラー:水冷 グラボ:RTX 5060 Ti 16GB チップセット:B650 SSD:1TB メモリ:DDR5 32GB 電源:750W GOLD 送料:3,300円 沖縄・離島は6,600円 公式サイトを見る | ゲームに強いCPU搭載。 Ryzen 7 7800X3Dはゲームに強いCPUです。 グラボ性能を最大限に引き出せます。 マイクラとXBOX Game Pass付き。 到着してすぐに遊びたい人におすすめです。 |
NEXTGEAR JG-A7G6T
参考価格:209,800円(税込み、送料無料)
AMD Ryzen7 7700とRTX 5060 Ti(16GB)の組み合わせ。
FHD~WQHDで快適にPCゲームが楽しめます。
SSDが標準で1TB搭載されているので、しばらくは容量不足になりません。
この価格にして水冷CPUクーラー搭載。ケースも冷却効率が高い構造で熱対策もバッチリ。
3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポートが付いているので、初心者の方でも安心です。
\ゲームが超快適!送料無料!/
NEXTGEARはオンライン・直営店限定販売です
3年間センドバック修理保証
24時間×365日電話サポート付き!
GALLERIA RM7R-R56T
参考価格:209,980円+送料3,300円
- Ryzen 7 7700
- 空冷サイドフロー
- RTX 5060 Ti(16GB)
- DDR5 16GB
- NVMe SSD 500GB
マイクラとPC GAME PASS付属ですぐに遊べるPCです。
メモリ16GBとSSD 500GB搭載していますが、重たいゲームや複数のゲームをインストールするには少し少なく感じます。
重たいゲームや容量が大きいゲームをインストールするなら購入時にメモリ32GBとSSD 1TBにカスタマイズしておくとよいでしょう。
納期が早く最短翌日出荷。すぐにPCが欲しい人におすすめです。
\納期が早くてすぐ遊べるPC/
STORM EK-97X56Ti16
参考価格 279,800円+送料2,200円
- Ryzen 7 9700X
- 水冷CPUクーラー
- RTX 5060 Ti(16GB)
- DDR5 32GB
- NVMe SSD 1TB
STORMのPCは電源に余裕を持たせてあるので、将来のアップグレードにも十分対応可能。
PCケースはもちろん、大型化された画像表示機能付き簡易水冷CPUクーラーの美しさには驚きます!
性能にも見た目にもこだわった満足度が高いゲーミングPCです!
\お部屋がお洒落に!インテリアPC!/
ナノダイヤモンドグリスにアップグレード中
RTX 5060Tiショップ別グラボ検索
もっと高い性能がほしいならRTX 5070
RTX 5060やRTX 5060 Tiのゲーム性能は、FHDならとても高いですが、もっと高性能なグラボがほしい方はRTX 5070を検討してみてください。
FHDやWQHDゲームの高設定でも、高フレームレートが出せます。
また、AI画像生成や3DCGでも作業速度が大幅にアップするため、クリエイターにもおすすめです。
RTX 5070をレビューした記事がありますので参考にしてください。

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