AMD Ryzen 7 5700XとRTX 5060 Ti(16GB)の組み合わせは、FHDなら十分高いパフォーマンスが出せます。
5700Xと5060 Tiの組み合わせは、BTOのゲーミングPC価格も安く初心者でも購入しやすい価格帯の組み合わせです。
この記事を読めば、5700XとRTX 5060 TiのPC性能を知ることができ、ゲーミングPCやパーツ購入がスムーズに行えるようになります。
記事の最後におすすめゲーミングPCもまとめました。購入の際はそちらを活用してください。

5700XとRTX 5060 Tiでどれぐらいゲームが快適かわかります。PC購入の参考にしてください!
\ゲームが快適なミドルクラス!/
※各ショップボタンを押すと、RTX 5060 Tiが検索された状態で表示されます
初心者でも安心!Ryzen 7 5700Xの仕様と性能

Ryzen 7 5700X | |
---|---|
コア数 | 8 |
スレッド | 16 |
ベースクロック | 3.4 GHz |
ブーストクロック | 4.6 GHz |
キャッシュ | L1:512 KB L2:4 MB L3:32 MB |
TDP | 65W |
CPUソケット | AM4 |
対応メモリ | DDR4 |
対応チップセット | X570 , X470 , X370 B550 , B450 , B350 A520 |
内蔵グラフィックス | なし |
発売日 | 2022年04月 |
Ryzen 7 5700Xは価格と性能のバランスが非常に良く、多くのミドルクラスBTOパソコンに採用されています(2025年8月現在)
CPUソケットがAM4という規格で、メモリがDDR4までの対応ということもあり、CPU交換によるグレードアップの将来性は狭いです。
しかし、ゲームプレイにおいて特に不都合が無く、低コストで購入できるため人気があります。

消費電力(TDP)が65Wという省電力CPUのため、電気代にも優しいCPUとなっています。
Ryzen 7 5700Xの実力は?Cinebenchスコアで比較!
Cinebenchでは、Intel Core i5-13400Fの性能より少し劣る結果です。
他CPUより性能は低く見えてしまいますが、ゲームプレイに必要な能力は十分持っています。

5700Xは価格が安く、手に取りやすいCPUです。性能が低く見えますが、ゲームプレイは十分可能です。
\FHDゲームが快適なPCはこちら!/
FHDゲームが超快適!RTX 5060 Tiの仕様と特徴

RTX 5060 Ti | RTX 4060 Ti | RTX 3060 Ti | |
---|---|---|---|
GPUコア | GB206 | AD106 | GA104 |
CUDAコア数 | 4608 | 4352 | 4864 |
ブースト クロック | 2.57 GHz | 2.54 GHz | 1.67 GHz |
ベース クロック | 2.41 GHz | 2.31 GHz | 1.41 GHz |
VRAM | 8GB/16GB GDDR7 | 8GB/16GB GDDR6 | 8GB GDDR6 |
メモリ スピード | 28Gbps | 18Gbps | 14Gbps |
メモリバス幅 | 128-bit | 128-bit | 256-bit |
メモリ帯域幅 | 448 GB/s | 288 GB/s | 448 GB/s |
L2キャッシュ | 32MB | 32MB | 3MB |
DLSS | DLSS 4 | DLSS 3 | DLSS |
NVENC | 第9世代×1 | 第8世代×1 | 第7世代×1 |
バス | PCIe 5.0 x8 | PCIe4.0 x8 | PCIe 4.0 x16 |
ポート | HDMI 2.1b x1 DP 2.1b x3 | HDMI 2.1a x1 DP 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DP 1.4a x3 |
最大消費電力 | 180W | 160W 165W | 200W |
システム 電源容量 | 600W | 550W | 600W |
補助電源 コネクタ | 8-pin X1 または300W以上の PCIe Gen5 | 8-pin X1 または300W以上の PCIe Gen5 | 8-pin X1 |
発売日 | 2025年4月15日 | 2023年5月24日 | 2023年6月29日 |
- FHD(1920×1080)がメインターゲット
- WQHD(2560×1440)もターゲットに入る高スペック
- FHDで高フレームレートを維持し続けたゲームプレイができる
- DLSS4とマルチフレーム生成(MFG)が利用可能
- ガチプレイやゲーム配信ができるスペック
- 最大消費電力は180W
RTX 5060 TiのターゲットはFHD~WQHD
RTX 5060はFHD(1920×1080)をメインターゲットとしたGPUですが、メモリ帯域幅の拡張によりWQHDでの動作も快適に行えるようになりました。

FHDやWQHDではガチ勢やプロeスポーツプレイヤーが求める高フレームレートを維持し続けられ、PC性能を気にせずゲームに集中できます。WQHDでも設定次第で100fps以上の快適なゲームプレイが可能です。
DLSS4とマルチフレーム生成で高フレームレートプレイが可能!
RTX 5060 TiはDLSS 4+MFG(マルチフレーム生成)を搭載。ゲーム側が対応していれば大幅にフレームレートを引き上げ、スムーズにゲームプレイができる環境が作れます。


通常でも60fps前後出ていて十分プレイ可能ですが、MFGでもっと快適にプレイができます!
DLSSの説明は、ここをクリック
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAが開発したAIベースのレンダリング技術です。この技術は、低解像度の画像をAIを使って高解像度に変換し、GPUの負荷を下げることでゲームのフレームレートを向上させる技術です。
DLSSのメリット
- 高解像度の映像を実現:低解像度でレンダリングした映像をAIが補完し、高解像度の映像を実現します。これにより、より美しいグラフィックを楽しむことができます。
- フレームレートの向上:低解像度でレンダリングするため、GPUへの負荷が軽減され、フレームレートが向上します。これにより、よりスムーズなゲームプレイが可能です。
- パフォーマンスの最適化:AIがリアルタイムで映像を補完するため、常に最適なパフォーマンスが発揮されます。
DLSSは、特に高解像度でのゲームプレイやリアルタイムレイトレーシングを行う際に効果を発揮し、より高品質な映像と快適なゲーム体験を提供します。
MFGの説明は、ここをクリック
フレーム生成(FG)はAIを活用して、実際にレンダリングされるフレームの間に新しいフレームを生成することで、フレームレートを向上させます。
RTX 50シリーズからマルチフレーム生成(MFG)が搭載され、いままでのFGより多くのフレーム生成が可能になりました。
これにより、最新のゲームでも高品質な映像と滑らかなフレームレートでプレイすることができ、ゲーミング体験がさらに向上します。
FGのメリット
- フレームレートの大幅な向上:実際にレンダリングするフレームの数を増やすことなく、AIが中間フレームを生成することで、フレームレートを劇的に向上させます。これにより、より滑らかなゲームプレイが実現します。
- 遅延の低減:フレームジェネレーションは、低遅延でフレームを生成するため、リアルタイム性が重要なゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。
- ゲーム体験の向上:フレームジェネレーションを活用することで、視覚的な体験が向上し、特に動きの速いシーンやアクションが多いゲームで効果が顕著です。
FGのデメリット
- 元のフレームレートが重要:元のフレームレートがあまりにも低い(20fpsなど)場合、FGを使ってもゲーム自体が重たいままのことがあります。FGは10~20fpsを60fpsに上げる機能ではなく、60fpsのゲームを100fpsにする機能と考えてください。
- 画像が崩れることがある:フレーム生成はAI画像生成による補完技術です。そのため、ゲームのシーンによっては不正な画像を生成してしまうことがあり、画像のブレや表示崩れが起こることがあります。そのため、FPSシューター系などのゲームで使うのはおすすめできません。
RTX 5060 Ti(16GB)はどんな人におすすめ?
- FHDモニターを使う人
- WQHDモニターで、グラフィックを多少落としても良い人
- 高フレームレートでゲームをプレイしたい人
- VRAMを多く使うゲームをプレイする人
- AI画像生成やクリエイティブ作業をしたい人
- 趣味で動画編集や3DCGをしている人
FHD環境なら、高フレームレートで快適にプレイできるGPUです。
WQHDモニターを使う場合も、モニター性能を活かせるPC環境を作ることができます。
RTX 30系かそれ以前のグラボから乗り換えをするなら、その効果を十分感じることができるでしょう。ただし、RTX 4060 Tiから乗り換えるのは費用対効果があまり良いとは言えません。

FHD環境なら、RTX 5060 Tiでほとんどのゲームや作業が快適にこなせますよ!
3DMarkでRTX 5060 Tiの性能チェック

ベンチマークの定番「3DMARK」でRTX 5060 Tiの性能をチェックしました。
RTX 5060 TiはRTX 4060 Tiより約19%性能が高くなりました。
5060 Ti | 4060 Ti | 3060 Ti | テスト内容 | |
---|---|---|---|---|
Speed Way | 4119 | 3158 | 2842 | DX12のテスト |
Port Royal | 10318 | 7910 | 6661 | リアルタイム レイトレーシング |
SteelNomad | 3620 | 2891 | 2541 | 高性能PC用 検証スコア |
Time Spy | 15301 | 12927 | 11282 | フルHD DX12 |
Time Spy Extreme | 7038 | 5937 | 5442 | 4K DX12 |
Fire Strike | 36732 | 30702 | 26931 | FHD DX11 |
Fire Strike Extreme | 19845 | 15211 | 13582 | WQHD DX11 |
Fire Strike Ultra | 9818 | 7499 | 7173 | 4K DX11 |
スコア | 総合106791 | 86235 | 76454 |

RTX 5060 Tiのスコアは高い。しっかり進化していますね。
5700XとRTX 5060 Tiのゲーム性能
検証には自作PCを使っています。グレードは一般的なBTOにも採用されるパーツで、極端に価格や性能が高いパーツは使っていません。
CPU | Ryzen 7 5700X |
CPUクーラー | Deepcool AK400 |
グラボ | ZOTAC GAMING RTX 5060 Ti 16GB |
ドライバー | 581.08 |
メモリ | CORSAIR DDR4 32GB(16GB×2) |
マザーボード | ASRock B550M Pro RS |
電源 | 750W |
PCケース | Thermaltake S100 TG Snow Edition |
グラフィック設定は低設定やウルトラ設定など、ゲームによって軽い調整と重たい調整でベンチマークを取りました。
- 【軽量】エーペックスレジェンズ
- 【軽量】FORTNITE
- 【中量】Call of Duty : Black Ops 6
- 【中量】FF14 黄金のレガシー
- 【重量】サイバーパンク2077
- 【重量】モンスターハンターワイルズ
【軽量】エーペックスレジェンズ
FPSゲームの中では処理負荷が低めのApex。グラフィック 低設定で、トリオをプレイして計測しました。

Apex
FHD | WQHD | 4K | |
---|---|---|---|
Apex 低設定 | 271 fps (163) | 232 fps (146) | 209 fps (112) |
FHD 低設定で平均271fps。WQHDでも平均232fpsでプレイできました。
テルミットやスモークが画面を覆ったとき、一瞬200fps前後まで低下しましたが、すぐに回復します。
プレイ中、大幅にフレームレートが下がったり画面がカク付くこともありません。
フレームレート重視のプレイはFHD、解像度重視なら4Kでも十分プレイ可能な感じがしました。

5700X+RTX 5060 Tiなら快適にプレイが可能ですね。
【軽量】FORTNITE
フォートナイトはDirectX12の低設定で計測しました。実際にゲームプレイをして平均フレームレートを計測しています。

FORTNITE 低設定
FHD | WQHD | 4K | |
---|---|---|---|
DX12 低設定 | 195 fps (89) | 189 fps (90) | 169 fps (74) |
5700XとRTX 5060 Tiの組み合わせはFHDなら190fps以上。4Kでも160fps以上で、とても快適にゲームプレイができました。低設定であれば4Kも可能な結果です。
低設定がおすすめな理由
FORTNITEのグラフィック設定は低設定がおすすめです。
設定を低くすることで高いフレームレートが出せ、さらに視認性が上がります。
設定を高くすると草木がリアルになりますが、敵が見えにくくなってしまいます。

プロのeスポーツプレイヤーは低設定かパフォーマンスモードでプレイされています。
画面のリアルさよりも、敵の見やすさやフレームレートを優先した低設定でプレイしましょう。
【中量】Call of Duty : Black Ops 6
Cod:BO6はFPSの中では少し重めのゲームです。ゲーム中に実装されているベンチマークで計測しました。

グラフィック設定 | |
---|---|
グラフィックのプリセット | 最低 |
レンダリング解像度 | 100 |
アップスケーリング /シャープニング | FIDELITYFX CAS 強度:100 |
視野角 | 100 |
Cod 最低設定
FHD | WQHD | 4K | |
---|---|---|---|
Cod 低設定 | 168 fps (128) | 153 fps (117) | 105 fps (76) |
Cod:BO6はFHDとWQHDで144fpsを超える結果となりました。
CPUが5700Xでは200fpsを超えるような高フレームレートは出せませんが、マルチプレイなど通常プレイは快適に行えます。
マップや状況によってフレームレートの上下がありますが、FHDの場合は平均153fpsでプレイできました。


FHDなら高リフレッシュレートモニターの性能も十分引き出せますね!
【中量】FF14 黄金のレガシー
FF14は処理が軽めのMMOゲームです。専用ベンチマークソフトで計測しました。

FF14
FHD | WQHD | 4K | |
---|---|---|---|
標準画質 | 非常に快適 22341 (165) | 非常に快適 17805 (131) | 快適 10805 (74) |
最高画質 | 非常に快適 17943 (136) | とても快適 13758 (99) | 快適 10266 (68) |
5700X + RTX 5060 TiはWQHD 標準品質まで「非常に快適」となりました。
FHDなら最高品質でも「非常に快適」で遊べます。

FF14はそれほど重たくないので、5700X+RTX 5060 Tiで十分快適に遊べますね。
【重量】サイバーパンク2077
PCゲームの中では重量級のサイバーパンク2077(Ver2.3)。ゲームに実装されているベンチマークで計測しました。

計測時は高とレイトレ・ウルトラを選択。それ以外の細かな設定は手動で変更せず、プリセットまかせにしてます。
サイバーパンク2077
FHD | WQHD | 4K | |
---|---|---|---|
高設定 | 127 fps (91) | 117 fps (92) | 65 fps (57) |
レイトレ・ウルトラ | 69 fps (55) | 57 fps (50) | 40 fps (36) |
サイバーパンクは重たいゲームで、特にレイトレーシングを使うと急激に重たくなります。
レイトレーシングを使わない高設定なら、FHDで平均127fpsでプレイが可能。
レイトレーシングを使ったとしても、FHDなら平均70fps前後でプレイできます。

サイバーパンクはフレーム生成が使えるので、さらにフレームレートが上げられます。ここから、フレーム生成を使った結果を紹介します。
DLSSとフレーム生成を使ってフレームレートを増強
サイバーパンク 2077はDLSS4とマルチフレーム生成が使えます。通常のフレーム生成より、最大4倍まで設定変更が可能。より高いフレームレートを出したいときに利用します。

実際にFHD解像度でゲームプレイをしたときの、MFGによる違いはこちら。

FHD レイトレ・ウルトラで65fps前後出ていますが、マルチフレーム生成を使うと200fpsを超えるほど高いフレームレートが実現できます。

正直、サイバーパンクで200fpsまで必要ないですが、高フレームレートでヌルヌル動くのは気持ちいいですよ!
【重量】モンスターハンターワイルズ
製品版でラギアクルス討伐を行い、ゲーム中の平均フレームレートを計測しています。

- DLSSとフレーム生成(AUTO)をオンで計測しています。
モンスターハンターワイルズ
FHD | WQHD | 4K | |
---|---|---|---|
中 | 95 fps (35) | 93 fps (34) | 70 fps (28) |
ウルトラ | 85 fps (33) | 75 fps (30) | 53 fps (23) |
モンスターハンターワイルズは、全体的に処理が重たく、FHDの中設定でも95fps前後が限界です。
ただ、ゲーム自体が高フレームレート必須ではないので、60fps以上あればプレイは問題なく行えます。
Ryzen 7 5700XとRTX 5060 Tiの組み合わせなら、WQHDまで快適にプレイ可能。4Kは少し遅延を感じてくるため、おすすめしません。
\ゲームが快適なミドルクラス!/
5700XとRTX 5060 TiでYouTubeライブ配信
Ryzen 7 5700XとRX 5060 Ti搭載のPC1台でYouTubeライブ配信と録画を同時に行いました。
Apexのトリオをプレイしています。
- 配信:OBS
- 解像度:FHD
- ビットレート:15000 bps
- 映像エンコーダ:NVIDIA NVENC AV1
- Apexの設定:低
- 配信と録画を同時に行う
FHD・低設定でライブ配信をした結果
- 平均fps:256fps
- 最高fps:298fps
- 最低fps:175fps
バトルが無いところで普通に走っているときで280fps前後。フレームレートはほとんど落ちません。

通常の打ち合いでも200fps以上。フレームレートが極端に落ち込むことはありません。

バトル中、フェクトが表示されるシーンでは190fps前後まで落ち込みましたが、プレイには全く影響ありませんでした。

5700X+RTX 5060 Tiの組み合わせでは平均256fpsでバトルを終えました。


配信と録画中でも高フレームレートが出せました。これならバトルに集中できますね!
\配信も快適なゲーミングPC!/
5700XとRTX 5060 Tiのクリエイティブ性能をベンチマーク
クリエイティブ性能を計測するため、以下の3種類をベンチマークしました。
- 動画エンコード
- AI画像生成
- 3DCGレンダリング
AV1による動画エンコードやStable Diffuisonなど、RTX 5060 Tiのクリエイティブ性能をご覧ください。
動画エンコード速度

DaVinci Resolveで30分の4K動画をAV1でエンコードし、その時間を計測した結果がこちらです。
GPUによる動画エンコード速度だけなら他のGPUと大きな差はありませんでした。単純エンコードならRTX5060Tiでも十分作業がこなせます。

趣味レベルで動画編集をするなら十分です!
Stable Diffusionの画像生成速度

AI画像生成のStable Diffusionで、画像生成時間を計測してみました。
グラフのバーが短いほど、画像生成速度が速いです。
1024×1536サイズぐらいまでは数秒の違いですが、それ以上になると極端な時間差ができてきます。
AI画像生成に必要なVRAMを16GB積んだRTX 5060 Tiは、AI学習でもVRAM容量の効果が発揮できるのでおすすめです。
\StableDiffuisonも速い!/
- version: f1.7.0-v1.10.1RC-latest-2163-g9367f970
- python: 3.10.6
- torch: 2.7.0.dev20250310+cu128
- xformers: N/A
- gradio: 3.41.2
- checkpoint: c39257ca5d
3DCGのレンダリング速度
3DCG制作ソフトのBlenderで実際にシーンをレンダリングし、レンダリングにかかった時間をチェックします。

- レンダリング解像度:4K
- レンダラー:Cycles
- サンプルファイル:Blender 2.83 LTS
3DCGのレンダリングはCUDAコアを使うことでレンダリングを速めることができるため、RTX系GPUが得意な処理と言えます。
RTX 5060 Tiは約165秒で、RTX 5060より早く処理が終わります。さすがにRTX 5070には劣りますが、趣味レベルなら十分活用できるGPUです。

ゲームだけでなくクリエイティブにも強いGPUですね!
\クリエイティブもこなせるPC!/
消費電力と電気代目安
デスクトップ中、YouTube視聴中、ゲーム中の消費電力を計測し、1時間当たりの電気代の目安を算出しました。

RTX 5060 Ti | 消費電力 |
---|---|
デスクトップ | 60W(1.86円) |
YouTube | 62W(1.92円) |
動画エンコード | 152W(4.71円) |
モンハンワイルズ | 287W(8.90円) |
- 電気代目安計算:消費電力×1時間×1kWh 単価 31円計算
- 電力会社や契約内容によって単価が変わるため、目安としてご覧ください
最近のゲーミングPCとしては普通レベルの消費電力です。極端に消費電力が高いと言った問題は無いので、安心して使うことができます。

電気代が気になる方は、エコチェッカーなどで計測してみるとよいでしょう。
5700X+RTX 5060 Tiのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
PCの価格が安く、手を出しやすい FHDゲームが快適にプレイできる VRAM 16GB搭載で最高グラフィックも可能 DLSS 4で処理負荷を抑えられる FGでフレームレートを上げられる 配信しながらゲームプレイも快適 趣味レベルのクリエイティブ作業も十分快適 | 解像度が高くなるとフレームレートが出しにくい CPUがAM4のため、将来アップグレードの幅が少ない NVIDIAのドライバーが不安定なことがある |
5700X+RTX 5060 TiはFHD~WQHDでゲームをプレイする人向けのPC構成です。
レイトレーシングや高解像度テクスチャを使うなど、グラフィック設定を極端に高くしなければ、ほとんどのゲームが快適にプレイできます。
クリエイティブ性能も高く、趣味レベルなら十分回的に作業が可能。
RTX 5000シリーズからDLSS 4とマルチフレーム生成(MFG)を使うことができ、綺麗な画像と高フレームレートでゲームがプレイできます。
5700X+RTX 5060 Tiの組み合わせは、普段使いやゲームプレイ、クリエイティブ作業など、マルチに使えて、コスパに優れたでゲーミングPCです。

FHDでPCをマルチに使うなら、5700X+RTX 5060 Tiはかなりおすすめな構成です。
5700X+RTX 5060 Ti搭載おすすめゲーミングPC
Ryzen 7 5700XとRTX 5060 Ti搭載のおすすめゲーミングPC一覧です。
グラボをお探しの方は、ゲーミングPCリストの下にあるグラボ購入用ショップリンクをご利用ください。
メーカー 商品名 | 仕様 | 特徴 |
---|---|---|
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もっと高い性能がほしいならRTX 5070
RTX 5060 Tiのゲーム性能はとても高いですが、もっと高性能なグラボがほしい方はRTX 5070を検討してみてください。
FHDやWQHDゲームの高設定でも、高フレームレートが出せます。
また、AI画像生成や3DCGでも作業速度が大幅にアップするため、クリエイターにもおすすめです。
RTX 5070をレビューした記事がありますので参考にしてください。

Radeonも気になる!と言う人はこちらもチェック!
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グラボにRadeonを使ってみたい!と言う方は、こちらもご覧ください。

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